EC・通販、ネットショップを支援するメディア

通販通信ECMOニュース・記事行政情報通販の定期購入トラブル もはや“異常事態”か!?(前)

2024.01.26 行政情報

通販の定期購入トラブル もはや“異常事態”か!?(前)

インターネット通販などの定期購入をめぐる消費者トラブルは、2022年6月の改正特定商取引法の施行を経ても、一向に減少する気配がない。すべての消費者相談件数の1割強を占めるといった“異常事態”が続いている。


▽参考資料:改正特商法を説明:EC表示規制「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン」解説資料
2022年6月1日に改正特定商取引法が施行されます。当資料は改正特商法に関連した消費者庁の通達「特定商取引に関する法律等の施行について」の別添として位置付けられる「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン」の全文を掲載し、注意事項・該当する事例がわかりにくい箇所などに、業界メディアの視点から<解説>として補足説明を加えたものです。....
▽関連記事
通販で目立つ解約トラブル、化粧品・食品で多発…経産省が受け付けた22年度消費者相談
キャンセル料のルール化に着手、消費者庁の研究会が初会合…化粧品・健康食品の定期購入解約などでトラブル多発

特商法改正による規制強化も肩透かし食らう

「お試し」「初回無料」とうたう広告を見て商品購入を申し込んだものの、実際には複数回の購入が条件だったり、解約を申し出るまで継続される定期購入コースだったりと、高額な代金を請求されるという消費者トラブルが多発している。解約を望んでも、事業者に電話がつながらなかったり、嘘の説明によって解約を妨害されたりするケースが後を絶たない。

この問題が目立ち始めた数年前から、国民生活センターが再三にわたって消費者へ注意喚起してきたが、その効果は限定的だった。問題解決へ向けて消費者庁は特商法を改正し、悪質な定期購入商法への対策を講じた。直罰の導入など厳しい措置も加わり、改正当時、同庁は抑止効果に期待を寄せていた。

満を持して改正特商法が2022年6月1日に施行されたものの、その後もトラブル件数は一向に減少する気配がない。悪質業者にとっては、規制強化も“どこ吹く風”のようだ。

全相談件数の1割強を定期購入が占める

国のPIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に登録された定期購入に関する消費者相談件数を見てみる。

2018年度までは1~2万件台だったが、19年度に急増して5万件を突破。2021年度は5万8532件に上った。

寄せられた相談件数は“氷山の一角”であることを考えると、21年度の5万8532件は軽視できない数字だ。しかし、22年度以降はさらに深刻な状況となっている。

改正特商法が施行された22年度には、9万8154件へとほぼ倍増。22年度の全相談件数は約89万6000件で、そのうち定期購入に関する相談は1割強を占めた。

国民生活センターへの取材で、最新の数字を出してもらったところ、23年度については4~12月で前年同期を2000件ほど上回る5万4627件で推移していることがわかった。改正特商法による規制強化も沈静化につながっておらず、もはや異常事態といえそうだ。

化粧品の急増と電子タバコの台頭


トラブルの多い定期購入の商品ジャンルにも動きが見られる。同センターによると、化粧品は21年度:3万3890件→22年度:6万8807件→23年度(4~12月):3万3254件。健康食品は21年度:1万7994件→22年度:1万9686件→23年度(4~12月):1万3359件。

かつて定期購入トラブルの代名詞だった健康食品は1万件台で推移し、それほど大きな変動はないが、化粧品は急増している。

特商法の改正が議論されていた当時、健康食品業界内では「健康食品の広告の取り締まりが厳しいため、(同様の悪質な手法を)化粧品へ移行させた事業者もいる」という話が飛び交っていた。

最近では、化粧品や健康食品のほか、電子タバコ、漢方薬、ペットフードなどが台頭。今のところ相談件数は大きくないが、年々増加している。

(つづく)
(木村 祐作)
▽参考資料:改正特商法を説明:EC表示規制「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン」解説資料
2022年6月1日に改正特定商取引法が施行されます。当資料は改正特商法に関連した消費者庁の通達「特定商取引に関する法律等の施行について」の別添として位置付けられる「通信販売の申込み段階における表示についてのガイドライン」の全文を掲載し、注意事項・該当する事例がわかりにくい箇所などに、業界メディアの視点から<解説>として補足説明を加えたものです。....

▽関連記事
通販で目立つ解約トラブル、化粧品・食品で多発…経産省が受け付けた22年度消費者相談
キャンセル料のルール化に着手、消費者庁の研究会が初会合…化粧品・健康食品の定期購入解約などでトラブル多発






※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。

ログイン/会員登録

通販通信ECMO(エクモ)会員
ログイン

パスワードをお忘れの方へ

資料掲載企業ログイン

パスワードをお忘れの方へ

ダウンロードするにはログインが必要です。

旧「通販通信」サイトの会員情報では通販通信ECMO(エクモ)会員としてログインできません

パスワードをお忘れの方へ
会員登録されてない方 通販通信ECMO(エクモ)会員
(無料登録)

「資料掲載企業アカウント」では個別資料のダウンロードはできません
上記(無料登録)をクリックして登録してください。

※旧「ECマッチング」サイトの「ECマッチング会員(ECサイト運営者)の会員情報は、そのまま通販通信ECMO(エクモ)会員としてご利用いただけます。

イベント・セミナー予約するにはログインが必要です。

旧「通販通信」サイトの会員情報では通販通信ECMO(エクモ)会員としてログインできません

パスワードをお忘れの方へ
会員登録されてない方 通販通信ECMO(エクモ)会員
(無料登録)

「資料掲載企業アカウント」ではイベント・セミナー予約はできません。上記(無料登録)をクリックして登録して下さい。
※旧「ECマッチング」サイトの「ECマッチング会員(ECサイト運営者)の会員情報は、そのまま通販通信ECMO(エクモ)会員としてご利用いただけます。

記事の続きを読むにはログインが必要です。

旧「通販通信」サイトの会員情報では通販通信ECMO(エクモ)会員としてログインできません

パスワードをお忘れの方へ
会員登録されてない方 通販通信ECMO(エクモ)会員
(無料登録)

「資料掲載企業アカウント」では記事の全文閲覧はできません。上記(無料登録)をクリックして登録して下さい。
※旧「ECマッチング」サイトの「ECマッチング会員(ECサイト運営者)の会員情報は、そのまま通販通信ECMO(エクモ)会員としてご利用いただけます。