2023.12.28 行政情報
通販で目立つ解約トラブル、化粧品・食品で多発…経産省が受け付けた22年度消費者相談
経済産業省が12月27日発表した「2022年度消費者相談の動向」によると、2022年度に同省が受け付けた消費者相談件数は前年度比14.2%減の6952件に上った。特定商取引法に関連する相談が全体の6割強を占め、「通信販売」は前年度並みの1220件を数えた。

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「通信販売」の相談1220件
特商法関連の相談は同19.3%減の4543件。そのうち、「訪問販売」が同31.1%減の1414件、「通信販売」が同1.9%減の1220件など。相談を寄せた先は消費生活センターが3312件、個人が3640件。消費生活センターからの相談の9割を特商法関連が占めた。個人からの特商法に関する相談は、「通信販売」が640件で最も多かった。
相談者を年代別に見ると、50代が最も多く、次いで40代、70代、60代、30代の順で続いた。昨年4月に成年年齢が20歳から18歳に引き下げられた。契約当事者の年齢を把握できた2023件のうち、18歳・19歳の契約に関する相談は83件。エステや脱毛、美容医療、副業を目的とした情報商材の相談が目立った。
通販で化粧品237件、食品168件の相談
「通信販売」(1220件)の相談内容を見ると、「解約関係」が最も多く570件を数えた。「申し込みの広告では定期購入と気づかなかった」「初回の購入からいつでも解約可能になっていたが、特典を利用すると自動的に定期購入に変更されていた」という定期購入関連が165件(構成比13.5%)に上った。商品別では「頭髪・皮膚用化粧品」が237件、健康食品を含む「食料品」が168件だった。「訪問販売」(1414件)の相談内容は、「クーリング・オフ関係」が659件で最多。次いで「書面不交付・不備」が178件、「解約関係」が143件と続き、これらで約7割を占めた。商品別では住宅設備修理などの「修理・修繕、調整」、住宅リフォームなどの「工事、加工」が多かった。
「電話勧誘販売」の相談件数は732件で、前年度から208件の減少。相談内容は「クーリング・オフ関係」が最多で、このほか「解約関係」「書面不交付・不備」など。副業支援コンサル、情報商材、食料品が目立った。
「連鎖販売取引」の相談件数は、前年度比で約4割減となる245件。相談内容は「解約関係」「クーリング・オフ関係」「情報提供」など。商品別に見ると、「食料品」「頭髪・皮膚用化粧品」が上位に並んだ。
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