2023.09.20 行政情報
うつ傾向の高い人、ネット通販の表示で後悔・トラブルが生じがち
消費者庁は19日、消費者相談が多いインターネット通販の表示について、どのような消費者が影響を受けやすいかという調査の結果を発表した。高額サービスの無料体験やキャンペーン表示などで、後悔する人が多いことなどがわかった。

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「無料体験、キャンペーン」など8種類の表示を調査
調査は昨年12月15日~21日、全国の20~69歳の男女を対象に実施した(有効回答者数5278人)。調査対象の表示は「大幅値下げ」「初回無料、格安を強調」「限定を強調」「効き目を強調」「無料体験、キャンペーン」「景品、特典、キャッシュバック」「無料解約、返金保証」「人気No.1」の8種類。多くの表示に共通して、うつ傾向の高い人や喫煙者で、後悔・トラブルを経験しやすいことがわかった。一方、社会的地位が高い人や注意力が高い人ほど、後悔・トラブルを経験しづらい傾向にあった。
「効き目を強調」「無料体験、キャンペーン」「無料解約、返金保証」の各表示については、クリックする人は少ないが、後悔する人が多かった。「大幅値下げ」「限定を強調」「景品、特典、キャッシュバック」は、クリックする人も後悔する人も一定数いた。「初回無料、格安を強調」は、クリックする人が多いものの、後悔する人は少なかった。
20代男性で後悔・トラブル経験率が高い傾向
また、全ての表示で、20代男性の後悔・トラブル経験率が高い傾向が見られた。購入後の後悔・トラブル経験がある人は、欲しい商品・サービスが表示された際にクリックする可能性が高いことも示唆された。今回の調査結果から、うつ傾向が高い人に対し、日常の生活支援を通して精神状態を安定させることや、精神が不安定なときに契約しないよう見守ることが必要と推察されると報告。過去に後悔・トラブル経験があるものの、なかなか行動を変えられないという実態を踏まえ、仮想シミュレーション的な消費者教育によって行動を変える練習が重要としている。
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