2024.06.11 行政情報
NTTかたる架空請求詐欺が増加…サイト・アプリの料金未納と説明→電子マネーで支払わせる
NTTを名乗って「未納料金がある」と説明し、料金を支払わせる詐欺の手口が増加していることを受けて、消費者庁は6月11日、消費者に向けて注意喚起した。被害総額は約2億7000万円に上る。
消費者庁による記者発表(6月11日午後)
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自動音声で「未納料金が発生しています」
消費者庁の調べによると、事業者はNTTやNTTファイナンスを名乗り、国際電話番号で消費者の携帯電話に電話し、自動音声ガイダンスで「未納料金が発生しています」とアナウンス。または、留守番電話やSMSメッセージによって、指定の電話番号に折り返すよう指示していた。
消費者が自動音声ガイダンスに従って操作したり、折り返しの電話をしたりすると、事業者は「セリア」「バニラ」といった架空の会員サイトや、「スマート」「スノウ」といったアプリの料金が長期間にわたり未納になっていると説明。「このまま支払わないと裁判になる」と脅かして、コンビニで電子マネーを購入させてID番号を読み上げさせていたという。
約6000件の消費者相談
消費者から寄せられた相談件数は、2022年4月から今年2月末までに約6000件に達した。その半分に当たる約3000件は、国際電話によるものだった。また、騙されて未納料金を支払った人は220人を数え、被害総額は約2億7000万円に上る。被害額の最高は60代男性の4000万円以上という。
消費者庁では「既払いの220人は全体の4%に当たり、おかしいと気づいている方も多かったが、一度騙された方が繰り返し被害に遭った」(消費者政策課財産被害対策室)と話している。
消費者に向けて、心当たりのない料金請求は無視するとともに、また、コンビニの電子マネーによる支払いは詐欺の手口のため、応じないように呼びかけている。
(木村 祐作)
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