2023.12.26 行政情報
「製品安全誓約」に下着類や家庭用エアゾール製品を追加…ECモール7社が削除要請に対応へ
厚生労働省・経済産業省・消費者庁は12月25日、アマゾンジャパンや楽天グループなど7社のECモール運営事業者が署名した日本版「製品安全誓約」の対象製品に、繊維製品・家庭用エアゾール製品・高圧ガス充填容器を追加すると発表した。

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来年1月1日から取り組み状況公表の対象に
日本版「製品安全誓約」は今年6月29日にスタート。アマゾンジャパン、eBay Japan、auコマース&ライフ、メルカリ、モバオク、ヤフー、楽天グループの7社が署名している。
消費者の安全を守ることを目的とし、ECモールに出品されたリコール製品や安全でない製品をECモール運営事業者が削除する取り組み。国が削除を要請した場合は2営業日以内に削除し、消費者が通知した場合は5営業日以内に適切な対応を取る。
カーテン、消火器、住宅用火災警報器、リチウムイオン蓄電池、ACアダプター、ガスコンロ、チャイルドシート、電動キックボードなどを対象としていた。
今回、厚生労働省では、ホルムアルデヒドの含有量を定めている下着・おしめなどの繊維製品、トリクロロエチレンの含有量を定めている防水スプレーや一部の殺虫剤などの家庭用エアゾール製品を追加。経済産業省では、高圧ガスを充填するスキューバダイビング用タンクや炭酸ガスシリンダーを追加した。
追加された対象製品については、来年1月1日から、ECモール運営事業者の取り組み状況を公表する重要業績評価指標(KPI)の対象とする。
厚労省では「KPIの対象は来年1月1日だが、基準値を超え、削除を要請すべき製品があればすぐに行う」(医薬局医薬品審査管理課化学物質安全対策室)と説明している。
11月にヘルメットなど52件を削除、実施率は100%
消費者庁は同日、11月1日~30日の期間に、日本版「製品安全誓約」に基づいて国が出品削除を要請した案件に対するEC運営事業者の対応結果を発表した。
国が削除を要請したのは、リコール製品や安全でないと特定した52件。そのほとんどがバイク用ヘルメット、ACアダプター、硬貨計数機だった。
各ECモール運営事業者は削除要請を受け、2営業日までにすべての製品を削除した。公表を開始した10月からこれまでのところ、出品削除の実施割合は100%となっている。
消費者庁では「件数ではなく、出品削除の実施割合が重視される。100%ということは、ワークしていることになる」(消費者安全課)と話している。
(木村 祐作)
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