2018.12.27 調査・統計
18年売上高物流コスト、送料値上で約5%…9割の企業に値上要請
(公社)日本ロジスティクスシステム協会が25日発表した「2018年度物流コスト調査報告書(速報版)」によると、売上高物流コスト比率(全業種平均・速報値)は、前年度比0.29ポイント増の4.95%となった。同協会では「物流事業者からの値上げの影響などにより、売上高物流コスト比率が大きく上昇した」と分析している。
売上高物流コストは前年度比で0.29ポイント増加
同調査は、ミクロ物流コスト(企業物流コスト)および荷主企業(子会社を含む)217社を対象としたアンケート調査によるもの。日本の物流コストに関する総合的な基礎データを蓄積することを目的に、同協会が経産省の『物流コスト算定活用マニュアル』に基づいて毎年実施している。調査期間は18年8月~12月。
これによると、18年の売上高物流コスト比率(同)は4.95%で前年度から0.29ポイント増加。物流事業者からの値上げ影響などを理由に、売上高物流コスト比率が大きく上昇したことが想定される。また、2年連続回答をした163社の売上高物流コスト比率(同)は4.86%で、前年度から0.1ポイント上昇している。
製造業では「出版・印刷」が最も高く10.21%、卸売業では「卸売業(食品飲料系)」(7.43%)、小売業では「その他小売業」(6.56%)が最も高かった。
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