2024.01.19 行政情報
国内ネット通販で販売される「HXE」「4-HO-EPT」など指定薬物に追加…厚労省、29日から取り締まり
厚生労働省は1月19日、インターネット通販で国内流通している成分などの3物質を新たに「指定薬物」に加え、省令を公布した。今月29日から施行し、製造・販売や使用などを禁止する。違反すると、医薬品医療機器等法(薬機法)に基づいて刑罰が科される。

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「EDMB-PINACA」は合成カンナビノイド
新たに指定薬物に追加したのは、通称「HXE」「4-HO-EPT」「EDMB-PINACA」と呼ばれる3物質。
厚労省によると、「HXE」と「4-HO-EPT」は国内のネット通販で流通していることが確認されている。どちも粉末の状態で販売され、主に経口摂取によって使用されるとみられる。
「HXE」「4-HO-EPT」については、SNS上で「HXEは人気があった」「数年前から国内にあった」などの投稿が見られ、以前から国内で流通していた様子がうかがえる。
「EDMB-PINACA」は合成カンナビノイドの1種。国内流通は把握されていないが、海外で流通している。このため、「指定薬物として指定し、国内への流入を防ぐ」(医薬局監視指導・麻薬対策課)としている。
販売しないように事業者へ警告
3物質は海外でも流通していることから、同省は水際対策を強化する方針。これと合わせて、今後はインターネット販売も含め、薬機法に基づく「無承認無許可医薬品」として取り締まりも強化する。事業者に対し、販売・購入・輸入を行わないように警告している。
違反した場合には、3年以下の懲役または300万円以下の罰金、業の場合は5年以下の懲役または500万円以下の罰金が科せられる。
同省は昨年12月27日、「HHCP」「HHCV」「HHCB」などの6物質を指定薬物に追加し、今年1月6日から製造・販売・使用などを禁止した。また、「大麻グミ」の問題を受けて、大麻と類似した成分を含む38製品を「広域禁止物品」に指定し、これらと同じと判断される製品を取り締まる包括的規制にも乗り出している。
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