2019.8.31

解約に関する表示で景表法違反、育毛剤ECに措置命令…埼玉県

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埼玉県は20日、女性向け育毛剤をECで販売する(株)RAVIPA(ラヴィパ)に対し、景品表示法に基づく措置命令を行なった。同社は「好きな時に1ステップで解約可能」と表示しながらも、実際は電話による限定的な時間での対応であり、かつ電話がつながりににくく違反表示に該当すると認定された。定期購入に関する消費者相談が目立つ中、「解約」に関する表示での違反認定は初とみられる。今回の件を「前例」に今後も同様の違反認定による措置命令が頻発する可能性がありそうだ。

 

RAVIPAの違反表示の一例(埼玉県の公表資料より)

 

調査数値の客観性・年齢サバ読みで「アウト」

 違反認定を受けたRAVIPAが販売していた商品は、女性向け育毛剤「薬用Hairmoreスカルプエッセンス」。解約に関する表示を含め、4つの内容について違反が認定された。

 

 まず、同社はウェブ上で「顧客満足度91.3%」などと「あたかも、本件商品に対する顧客の満足度が非常に高いものであるかのように表示」をしていた。しかし、埼玉県の調査によると「実際には、統計的に客観性が十分に確保されている調査ではなかったばかりか、調査対象は”顧客”ではなく『商品モニター』で調査して出した数値」だった。

 

 次に、「50代○○さん」などと名前入りで女性の顔写真を掲載し、同商品を使用するだけで成分の作用により実年齢よりも若く見えるかのような訴求をしていた。ただ、実際には、掲載された写真の女性の年齢は40代であり違反表示と認定した。

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