2019.7.31

三木谷氏「楽天はTrue5Gを実現する」…楽天オプティミズム開幕

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楽天(株)の2019年の一大イベント、「Rakuten Optimism(楽天オプティミズム)」がいよいよ開幕となった。会期は7月31日から8月3日までで、会場は神奈川・パシフィコ横浜の展示ホール。ビジネスカンファレンスや最新技術の展示、楽天市場出展者によるグルメブースなどが設けられる。8月1日には楽天市場の戦略共有会も行われる。

 

 

楽天市場の通信速度は5Gにより創業当時の100万倍へ

 オープニングキーノートとして登壇した楽天の三木谷浩史会長兼社長は、97年の創業当時を振り返りながら「この20年余りで楽天市場のインターネットスピードは1000倍まで高まった。そして、来たる5G時代に今のさらに1000倍のスピードを実現できる。高速化は100万倍に及ぶ」と語り、5G時代のリッチなコンテンツ提供へ意欲を見せた。

 

 

 キーノートの中では、「楽天ペイ」を軸に完全キャッシュレス化を試みている「スマートスタジアム構想」の成果についても言及した。今年の開幕戦から、プロ野球チーム「東北楽天ゴールデンイーグルス」(以下、「楽天イーグルス」)のホームスタジアム「楽天生命パーク宮城」とJ1プロサッカーチーム「ヴィッセル神戸」のホームスタジアム「ノエビアスタジアム神戸」では、キャッシュレス推進を行なっている。楽天生命パーク宮城では飲食購入金額は前年比で26.7%増加しているという。ノエビアスタジアム神戸においては飲食購入金額が同50.2%増加したとし、「いかに”現金決済”という手段によって、スタジアム内の購買にハードルになっていたかがわかる結果ではないか」と指摘した。

 

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 もちろん10月からスタートする携帯事業についても言及。三木谷氏は一つのテーマとして「モバイルネットワークの民主化」を掲げた。完全仮想化クラウドネティブネットワークによって「いわば、ハードウェアのソフトウェア化を行う。ハードありきではない自由なモバイルネットワークを実現したい」旨を意気込んだ。

 

 また、楽天は「True5G(=本当の5G )」を実現していくという。三木谷氏は「通信の超高速化・大容量かによって例えば、スポーツなどのライブ中継といったリッチなコンテンツの提供がさらにできるようになる。また、多接続によって工場などといった膨大な端末を有する現場でも活躍する。さらに『低遅延』によって移動体医療などのフィールドでも役立つ」と話した。

 

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