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2018.12.25 通販支援

助ネコ、楽天ペイへの対応完了…仕様変更のRMS管理を簡素化

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楽天(株)は7月、「楽天市場」全店舗で同一の決済手段を利用できる「楽天ペイ(楽天市場決済)」の移行を開始した。合わせてRMS(楽天市場の店舗側の管理画面)も仕様変更となった。「楽天ペイ」の移行は、楽天の重要プロジェクトで、すべての店舗が同じ決済手段を利用できる「Oneペイメント」を実現するためのもの。全出店者に対応が求められる大がかりな作業となる。本記事では、楽天ペイ(楽天市場決済)移行後の楽天ショップ運営を機動的に行う方法や、業務効率化に効果的な一元管理システムの活用方法について解説する。

 

※画像内のRMS画面は、楽天市場の出店・開業案内ページから編集部がキャプチャ

 

 

仕様変更のRMS処理も一元管理で簡単に

 「新しいRMSを使いこなせていない・・・」――こうした問い合わせが7月以降、一元管理システム『助ネコ』を提供する(株)アクアリーフの元にも多く寄せられた。

 

「注文確認」「発送完了報告」「キャンセル処理」の対応も容易に

「一元管理システムへのデータ取り込みの方法がわからない」

「お客様の注文がキャンセルになってしまっていた」

「RMS上で同梱処理の方法がわからない」

「(他の一元管理システムは)初期設定が難しすぎて導入を諦めた。手動で作業しているが効率化できないだろうか」

 

 などといった声も寄せられ、7月から11月ごろまで楽天市場に出店している助ネコの導入者やシステム乗り換え検討中の店舗から問い合わせがひっきりなしに来た。

 

 「楽天ペイAPI」では、楽天側での「注文確認」や店舗側の「発送完了報告」などが必要となるのだ。

 

助ネコではRMSを触らずに受注処理を完結可能

 同社では、楽天ペイ(楽天市場決済)に移行開始となる7月1日の以前から助ネコとAPI連携を実施しており、移行後・RMSの仕様変更にも対応していた。「出店店舗さんごとの今までの業務フローを守りながら新たな仕様と連携できるよう開発に励んだ」(助ネコ事業部 マーケティング・営業リーダー榎本梨奈氏)としており、RMSの画面をいじらずに『助ネコ』の管理画面のみで処理ができるようにした。連携対応以降のバージョンは早くも「ver7.8くらいまでアップデートを繰り返している」(助ネコ事業部マネージャー 萩原怜士氏)と言う。

 

(※写真左から、助ネコ事業部のマーケティング・営業リーダー榎本梨奈氏、

マネージャー萩原怜士氏、システム開発グループ青木里美氏、同・馬春風氏、

システム開発グループ件システム運用管理グループ槻光輔氏)

 

 

 

 助ネコでは「楽天ペイ(楽天市場決済)」移行後の店舗運営をスムーズにできるように、下記のような機能を備えている。

 

 

・取り込み作業が不要、受注データを自動取り込み

 簡単な連携設定処理を行うだけで、楽天の注文に関するすべての情報を「助ネコ受注管理」に自動で取り込むことができる。CSVファイルやボタンクリックによるデータ取込みの必要がない。他モール・カートの注文と共に、一括でメール送信や送り状発行ができ、受注データを一元管理できる。

 

・助ネコ上で変更した内容をRMSに自動反映

 金額や住所など、助ネコ側で変更した注文内容はRMSに自動反映される。RMSと助ネコの両方のデータ修正をする必要はなく、効率化・ミス防止に繋がる。

 

・「注文確認」を自動処理

 移行により新たに必要となる「注文確認」作業を、サンクスメールを送信するタイミングで、楽天側に自動で行われる。サンクスメール送信前に注文確認を行いたい場合は、該当のデータにチェックを入れることによりワンクリックで注文確認処理が可能だ。

 

・ワンクリックで発送完了報告

 助ネコから送り状発行後、「楽天ペイAPI」の発送完了報告に必要な配送会社・伝票番号(お問い合わせNo)・配送指定日をワンクリックでRMSに自動で反映できる。CSVデータのやり取りは一切必要ない。

 

・発送完了報告未完データをすぐ把握可能

 発送完了報告が完了していない注文データが画面上にアラートとして表示されるため一目で確認でき、発送完了報告の忘れを防ぐことができる。

 

・RMSをいじらず受注管理が可能

 自動で取込まれた注文データは、「助ネコ受注管理」で、導入者の独自設計によるステータス管理ができる。新規注文から、発送待ち、発送作業、処理済みなどのステータスで、注文データの状態を細かく管理できる。

 

・楽天側の強制キャンセル日のお知らせ機能

 強制キャンセルとなる日を自動取得し、管理画面上にキャンセル予定日をアラート表示する。そのため、処理忘れや、強制キャンセルを防ぐことができる。

 

 「発送完了報告」「強制キャンセル」といった作業も確実に対応できるような仕組みを設けている。「助ネコ管理画面上にキャラクターが吹き出しでアラートを出すので一目で優先度の高い作業がわかる。また、エラーやアラートを無視した処理ができないようになっているため対応漏れが起きる心配もない」(榎本リーダー)のだ。

 

※写真右上にあるように、助ネコのキャラクターが吹き出しでアラートを出してくれる

 

 

 さらに「痒い所に手が届く」機能も実装している。「1注文ごとにRMSとの自動連携をオフにすることができるようになっている。自動化することによって、イレギュラー対応が難しいケースがある。そうしたケースにも対応できるようにあえて注文データ毎にRMSとの連携が解除できる機能を盛り込んだ」(助ネコ事業部システム開発グループ兼システム運用管理グループ 槻光輔氏)と話している。

 

 

 

 

 「システムを作っていく中で詰まる箇所があると『ああでもない』『こうでもない』と立ち話をしているうちに、いつの間にか周りを巻き込んで、熱の入った仕様検討になることも多々あった」(同)とも振り返る。

 

 「使い勝手のよさに力を入れた。管理画面の操作に助ネコの操作だけで簡単にRMSと連携ができるようにしたいという思いが強かった。例えば、発送完了報告の漏れを確認する機能や、エラー一覧画面を見ただけでは何をどうしたらいいか分からない方でも『再処理ボタン』をワンクリックするだけでやるべき処理が完了する等、画面に沿って操作をすれば、簡単に問題なく受注処理ができる流れになるよう、徹底的にこだわった」(システム開発グループ 馬春風氏)と話す。

 

 助ネコの楽天ペイAPI対応による店舗業務の効率化事例も出てきている。助ネコの導入社からは「注文確定後に送料を変更するケースが多々ある。楽天ペイに移行後は、助ネコ上で注文データを修正すればRMS側のデータにも反映するので今まで二重で行っていた金額の修正作業が1度で済むようになり、受注処理にかける時間が大幅に減った」と言う声もある。また、「発送完了報告の漏れや、エラーが出た際の原因が助ネコ上で分かるので、PC操作に詳しくないパートスタッフにも受注処理をしてもらって、後で管理者が確認するという効率的なフローができるようになった。そのため管理者は受注処理以外の仕事に注力する時間が出来た」と言う声も上がっているという。

 

最短翌日から作業可能、30日間のトライアルも

 導入のハードルが低いことも大きな特徴だ。 >助ネコでは、30日間の無料お試しアカウントを提供している。お試しアカウントは、申し込みから約1営業日でアカウント利用が可能になる。アカウントの初期設定も10〜30分あれば簡単に完了できる仕様になっている。「すでに一元管理システムの使い方をある程度知っている人であれば、すぐに活用いただける」(榎本リーダー)と話す。

 

 また、「初期設定やそのほかの使い方についても電話やメールで手厚くサポートしている」(同)としており、気負わずトライアルができる。「気に入っていただければお試しアカウントをそのまま本アカウント化し、受注管理も継続して活用いただける」(同)と言う。

 

 「すぐに活用できるわかりやすい画面設計になっているため、歳末ギリギリまで続くセールの対応や、年明けの季節イベントでの受注処理過多の繁忙期にこそぜひ試していただきたい」(榎本リーダー)とも話している。

 

さらなるユーザビリティ向上に意欲

 アクアリーフでは、今後もさらに機能改修を続けていく。「価格ではなく機能強化で優位性を保ち、差別化を図っていく」(萩原マネージャー)と意気込む。

 

※写真上段左から、助ネコ事業部のマネージャー萩原怜士氏、システム開発グループ馬春風氏、

システム開発グループ兼システム運用管理グループ槻光輔氏

※写真下段左からシステム開発グループ青木里美氏、グループマーケティング・営業リーダー榎本梨奈氏

 

 「当社の強みは、徹底的に使い勝手にこだわるところにある。UI(画面設計)のブラッシュアップを図るため、開発・サポート・マーケティングといった全スタッフがディスカッションを常に行なっている。例えば、使いやすいアラート機能表示を実現するために位置や色使いについて何時間も議論することもある。それだけ、簡単かつ安心して使ってもらえる設計を心がけている」(榎本リーダー)のだと話す。

 

 部門ごと連携の親密さを証明するように、サポートチームと開発チームの距離が近い。また、オフィスの席の配置をサポートと開発の人間が交互に座るような形にしている。「サポートがユーザーから電話を受けた時に、隣にいる開発スタッフがその情報を取得して、新しい発想につなげたり、ユーザーさんの声を拾い上げやすくしている」(榎本リーダー)のだ。

 

 今後の展望としては「管理システムへの在庫反映時間をさらにリアルタイムで実現していく。例えば、テレビなどで商品が紹介されると注文が一気に集中し、管理システム上の在庫状況が更新されないまま受注してしまうことがある。こうしたケースはお詫び対応など手間がかかってしまう。リアルタイムで在庫状況が反映されるようブラッシュアップを進めていく」(萩原マネージャー)と意気込む。さらに「発注分野の業務効率化システムのさらなる開発や、EC以外の小売業の受発注管理を効率化するようなシステムの開発も行う。販売事業者が作業に時間や手間を取られるのでなく、商品開発や集客・販売戦略によりリソースを割けるようにサポートしていきたい」(同)と話している。

 

 

 


(古川寛之)

 


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