2025.11.26 調査・統計
クーポンやポイント活用の動き強まる…電通デジタルの調査
電通デジタルが11月26日発表した「EC・店頭をまたぐ購買行動実態調査2025」の結果から、生活者の購買行動のデジタルシフトが進展し、クーポンやポイントを積極的に活用する動きが強まっていることがわかった。
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平均1.5カ所でレビューや口コミを参照
調査は5月22日~28日、全国の20~69歳の8700人を対象に、主要商品(13カテゴリー・29商品)をベースにインターネット上で実施した。
調査結果から、2022年から25年にかけて、認知・比較検討・購入の各フェーズで、オンライン利用が増加していることがわかった。認知フェーズでの利用が+4%、比較検討フェーズで+6.4%、購入フェーズで+3%と、購買プロセスのオンライン化が進んだ。
生活者の購買行動は引き続き、安全性・信頼性を重視する傾向が見られた。今年はクーポンやポイントを積極的に活用する動きが強まり、また、複数の情報源で口コミを確認する傾向にあった。生活者は平均1.5カ所でレビューや口コミを参照し、家電やインテリアについては平均2カ所以上で参照していた。
ライブコマースの認知・興味・体験が大幅増
昨年と比べ、ライブコマースとメタバースで認知・興味・体験の割合が増加。特にライブコマースでは、各指標で前年から大幅な伸びが見られた。
AIサービスに対しても、好意的な印象や興味を持つ生活者が一定数存在していることがわかった。AIに対し、商品の基本的な情報を見やすく整理・提示することを望んでいる様子も浮かび上がった。
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