2025.11.19 調査・統計
2024年度国内ネット広告市場 前年比10.7%増の3兆5834億円…矢野経済研究所
矢野経済研究所が11月18日発表したインターネット広告市場に関する調査結果によると、2024年度の国内インターネット広告市場はSNS広告などが伸び、前年比10.7%増の3兆5834億円と推計される。
インターネット広告市場規模の推移と予測
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SNSの縦型ショート動画が拡大
2024年度は好調なマクロ経済環境や企業業績も追い風となり、広告予算を拡大する企業が増加したとみられる。国内インターネット広告市場が大きく伸びた背景に、SNSの縦型ショート動画や、SNSのフィード画面上に表示されるタイムライン広告の予算拡大を挙げている。これに加え、広告市場の中核を占める検索連動型広告も、前年比10%以上の伸びを維持した。
2025年度もSNS広告と動画広告の出稿が拡大し、国内インターネット広告市場は堅調に推移すると見込まれる。一方、グーグルの外部配信型・ポータル型などのディスプレイ広告への出稿は減少傾向にある。
そうした事情から、25年度の国内インターネット広告市場は、同8.7%増の3兆8955億円が見込まれている。
2029年度に5兆6768億円と予測
引き続き、既存のマスメディアからインターネット広告へのシフトが続き、縦型ショート動画プラットフォームへの出稿など動画広告への投資が拡大すると予想される。
また、AIによる広告運用業務の自動化の進展も、市場の成長を後押ししているという。広告主は大規模な人員体制や専門知識を持たなくても、効率的な広告運用が可能となりつつあり、中小企業の参入が進むと分析している。
国内インターネット広告市場は2024年度~29年度の年平均成長率が9.6%となり、29年度には5兆6768億円に達すると予測している。
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