2025.04.23 行政情報
国民生活センター、電動工具による事故多発で注意喚起…約6年間に186件の事故情報
電動工具による事故が多発していることから、国民生活センターは4月23日、消費者に向けて、作業前に取扱説明書を確認することや、適切な保護具を着用して作業することを呼びかけた。
国民生活センターによる記者発表(東京・品川、4月23日午後)
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約8割が40代以上の男性
医療機関ネットワークを通して寄せられた電動工具による事故情報は、2019年度以降の5年10カ月間に合計186件に上る。そのうち、40代以上の男性が約8割を占めた。
事故の内容を見ると、手・腕のケガが全体の8割を占め、指の切断など重篤な事例も報告されている。加工材を手で支えようとして工具の先端に手を近づけたり、手袋が工具の回転に巻き込まれたりしたことが原因とみられる。
市販の商品を対象にテスト実施
商品テストで「キックバック」確認
また同センターは、実店舗やインターネット通販で購入した電動工具を対象に、テストを実施した。
その結果、木材の中央を丸ノコで切断する際に、工具の進行方向とは異なる方向へ跳ね返る現象(キックバック)が発生することがあり、チェーンソーなどでも同様の現象が見られたという。
消費者に向けて、飛び散った破片で目をケガしないようにするため、防護メガネを着用するようにアドバイス。回転する丸ノコやディスクグラインダなどを使用する場合は、手が巻き込まれないように、基本的に手袋を着用しないように呼びかけた。特に、軍手は使用しないように注意喚起している。
キックバックによるケガを防止するためには、工具が跳ね返る方向に立たないことなどが重要と呼びかけた。
同センターでは「事故情報が継続的に入ってきていることから、注意すべき情報をまとめた」(商品テスト部)と話している。
(木村 祐作)
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