2024.06.12 行政情報
高校1年生の半数以上がネット上で「トラブルの経験はない」…総務省の調査
総務省が6月11日発表した2023年度「青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」によると、高校1年生の半数以上がインターネット上で「トラブルの経験はない」と回答し、全体の8~9割以上がICT機器を使う際に必要な能力を持っていると認識していた。
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トラブル内容は「迷惑メール」が最多
調査は昨年12月から今年2月にかけて、全国の75校に在籍する高校1年生の1万3108人を対象に、テストやアンケートによって実施した。
インターネット上のトラブルに遭った経験の有無を聞いたところ、全体の54.7%が「トラブルの経験はない」と回答。
一方、遭遇したトラブル内容については、「迷惑メールを受け取った」(27.8%)が最も多かった。これに「インターネットの長時間利用により睡眠不足になった」(21.6%)、「偽・誤情報(フェイクニュース)に遭遇した」(10.0%)が続いた。
トラブル遭遇時に相談する相手は「保護者」が最も多く、全体の76.2%に上った。次いで「友人・先輩・知人」(49.8%)、「兄姉弟妹」(18.4%)の順となった。
偽・誤情報(フェイクニュース)に遭遇した場合の対応については、「他の人やメディアではどのように言われているか、反論している人はいるかなど、『他ではどう言われているか』をチェックした」が49.6%となり、半数近くを占めた。次いで、「その情報源がどこから・いつ発信されたか、根拠となるモノが今もあるかなど、『情報源』をチェックした」が43.9%、「対応は行わず、情報の拡散や他者への共有を行わなかった」が32.3%で続いた。
ICT機器で必要な能力…8~9割以上が可能と認識
ICT機器を使う際に必要と思われる能力の状況を調査した結果、各能力について全体の8~9割以上が、能力がある旨を回答した。
具体的に見ると、「インターネット上の検索ツールにおける『オススメ表示機能』について理解しており、検索した情報について、『事実』と『意見』の区別ができる」と回答した人は89.8%を占めた。「インターネット上にアップロードした写真に含まれる情報から、自宅が特定される危険性や、インターネット上には偽・誤情報(フェイクニュース)があることを理解したうえで、十分に注意してインターネットを活用できる」は96.9%に上った。
また、「自分から行う情報発信が、他の人や社会に与える影響を意識したうえで、SNSサービスを利用できる」は95.7%、「著作権などの法律をしっかり守りつつ、動画・音声・画像などを用いたデジタルコンテンツを作成・編集することができる」は86.1%だった。
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