2024.06.07 行政情報
4月の「サプリメント」への支出金額 前年同月比15.7%減に落ち込む…総務省
総務省が6月7日発表した家計調査の結果によると、錠剤・カプセルといったサプリメント形状の健康食品に対し、今年4月に1世帯あたりが支出した金額は前年同月比15.7%減となった。業界関係者から紅麹問題がサプリメントの売れ行きに深刻な影響を及ぼしているという声が出ていたが、今回の調査結果からも、消費者がサプリメントの購入を控えている様子がうかがえた。
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ヨーグルトや乳酸菌飲料は微増
今年4月と昨年4月の1世帯あたり・1カ月間の支出金額(2人以上の世帯、全国)を比較すると、「消費支出」の合計は昨年の30万3076円から、今年4月には31万3300円に増加。「食料品」についても、昨年4月の8万2565円から8万3816円に増加している。
また、健康志向商品の「ヨーグルト」は1134円→1146円、「乳酸菌飲料」は463円→485円となり、それぞれ微増の傾向が見られた。
一方、「健康保持用摂取品」(錠剤・カプセル・顆粒などサプリメント形状の健康食品)については、昨年4月は1148円だったが、今年4月は968円に大きく減少し、前年同月比15.7%減となった。
小林製薬が記者会見を開いた3月の支出金額は同9%減だったが、4月に入り、さらに大きく落ち込むかたちとなった。
紅麹問題の影響を色濃く反映
小林製薬が記者会見を開き、紅麹配合のサプリメント(機能性表示食品)を摂取した人で健康被害が発生したと発表した3月22日以降、サプリメントを買い控える動きが生じている。
消費者庁の検討会で日本通信販売協会が、健康食品の「通販」売上高が前年同期比で4月1日の週が17%減、4月8日の週が18%減に落ち込んだと報告したが、家計調査でもこれに近い推移が見られた。
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