2024.06.05 行政情報
「送料無料」表示見直し 通販業界の事例を公表…アマゾン・ヤフー・楽天などが推進
「送料無料」表示の見直しを推進する一環として、消費者庁は6月4日、ECモール運営事業者や通販会社の取り組み事例を公表した。同庁は通販事業者に対し、「送料当社負担」などの表示に自主的に切り替えるよう求めている。
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「送料を無料とする仕組み」を説明
公表された事例は、アマゾンジャパン、LINEヤフー、楽天グループ・楽天市場、ファンケル、日本通信販売協会による取り組み。
アマゾンジャパンは、通販サイトのトップページからリンクできる企業情報サイトに、持続可能な配送を目指した取り組みの紹介コンテンツを追加。「送料を無料とする仕組み」を説明するとともに、取り組み内容を紹介している。
LINEヤフーでは、ECモールの商品検索結果に出てくる「表示情報について」をクリックすると、「送料無料=表示価格に送料が含まれる商品」と表示される。また、「置き配」のPRサイトを複数のモールで展開している。
楽天グループ・楽天市場は、ECモールのトップページからリンクできるページに、「送料無料表示について」のコンテンツを追加。「送料を無料とする仕組み」について図表を用いて説明し、持続可能な物流の実現に向けた取り組みを紹介している。
ファンケル、「送料当社負担」へ切り替え
通販会社のファンケルは今年5月から、「送料はファンケル負担」「送料当社負担」に順次切り替えている。これに加え、「置き配」「おまとめ配送」にポイントを付与するサービスによって、配達回数の削減にも努めている。
業界団体の日本通信販売協会は、団体の取り組みとして「物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画」に、「『送料無料』表示の見直しや、表示する理由や仕組みを説明することに努めます」を盛り込んだ。
消費者庁では持続可能な物流の実現に向けて、送料を誰が負担しているのかを明確にし、消費者の意識・行動を変えていくことが重要と判断。「送料当社負担」「〇〇円(送料込み)」といった表示への変更を求めている。
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