2026.10.20 行政情報
ネット通販のgiobaiに措置命令…布団乾燥機の効果で優良誤認、ステマの認定も
布団乾燥機の広告で十分な根拠もなく、ダニの死滅・忌避効果をうたったことが景品表示法に違反するとして、消費者庁は10月20日、通販を行うgiobaiに対し、再発防止策の整備などを求める措置命令を出したと発表した。これに加え、自社ウェブサイトに掲載したSNSの投稿画像が、ステルスマーケティング(ステマ)と認定された。
布団乾燥機「FLEURISTE」(消費者庁内で撮影)
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表示を裏づける合理的根拠として認められず
同社は布団乾燥機「FLEURISTE(フルリスト)」を販売する際に、自社ウェブサイトで2024年7月11日から同年9月26日までの期間、「ダニが死滅する50度まで急速に熱し、乾燥させる」「アロマ成分配合したダニ忌避作用」などと表示していた。
しかし、消費者庁の求めに応じて、同社が提出した表示を裏づける資料は、合理的な根拠と認められなかった。消費者庁によると、例えば、広告では布団のすみずみまで温風が行き渡ってダニが死滅するかのようにうたっていたが、試験ではダニを逃げられないようにして温風を当てていたという。
25件の表示をステマと認定
また、同社は複数人のインフルエンサーに商品の無償提供や金銭提供によって、インスタグラムへの投稿を依頼。「金銭の報酬は数千円から数万円だった」(表示対策課)。
同社は投稿画像をトリミングして自社ウェブサイトに使用したが、その際、同社が依頼した投稿である旨を明記していなかった。ステマと認定された表示は25件を数えた。
(木村 祐作)
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