2024.03.28 行政情報
パソコンのサポート詐欺 高齢者を中心に急増中…国民生活センターが注意喚起
パソコン画面に「ウイルスに感染」という警告文を表示してサポート料金を支払わせる詐欺による被害が、高齢者を中心に急増していることを受けて、国民生活センターは3月27日、インターネットの利用中に警告画面や警告音が出ても、表示された電話番号に連絡しないように呼びかけた。
<国民生活センターの発表資料より>
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被害額の平均は約33万円
サポート詐欺の事例を見ると、パソコンでインターネットを利用中に社会問題をテーマにした広告をクリックしたり、ニュース記事を読んでいたりすると、突然、警告音が鳴り、「ウイルスが侵入した」などの警告文が表示される。画面に表示された電話番号に連絡すると、パソコンをチェックするために遠隔操作ソフトのインストールを指示されるなどして、高額な料金を請求される。
2022年度には一般消費者から5599件の相談が寄せられたが、23年度には2月28日時点で5995件と約1.3倍に急増。その5割強を70歳以上が占め、60代も25%に上る。
代金を支払ってしまったケースの平均被害額は約33万円。総額は2022年度が約5億9000万円で、過去10年間で最高となった。
ネットバンキングで送金指示の手口も
同センターによると、最近ではインターネットバンキングで送金を指示されるという新たな手口も登場。また、マイクロソフト社をかたった連絡先に電話をかけさせるケースも多いという。
相談件数が増加している背景として、詐欺的なサイトが増加していることや、詐欺サイトと公式サイトの見分けがつかないことなどを挙げた。「以前はアダルトサイトのクリック詐欺が多かったが、サポート詐欺に移行しているのではないか」(相談情報部)と話している。
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