2024.03.13 行政情報
パック型液体洗剤による子ども・高齢者の事故…国民生活センターが商品テスト
洗濯用パック型液体洗剤を口に入れた子どもや高齢者の事故が発生していることを受けて、国民生活センターは3月13日、商品テストの結果を発表し、商品を子どもなどの手が届かない場所に保管するよう呼びかけた。
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3歳以下の子どもと70歳以上の高齢者で事故発生の傾向
同センターは、パック型液体洗剤による事故が問題となった2015年にも注意喚起したが、その後の約8年8カ月の間に、誤って口や目に入れたという事故情報が、医療機関ネットワークに42件、PIO-NET(全国消費生活情報ネットワークシステム)に12件報告されている。
医療機関ネットワークに寄せられた相談のうち、パック型液体洗剤の事故と思われるものが26件を数えた。子どもは3歳以下で多く、成人はすべて70歳以上の高齢者だった。
相談事例には、「子どもがパック型液体洗剤を触ってフィルムが破れ、中身が左目に入ったため受診した」や「認知症の高齢者が洗面所に置いてあったパック型液体洗剤を1~2個食べてしまった。嘔吐と下痢が続き、病院に搬送された」などがある。
インターネットショッピングモールなどで販売の21商品をテスト
同センターは昨年8月~10月、Amazon.co.jp、Yahoo!ショッピング、楽天市場の大手インターネットショッピングモール、神奈川県相模原市と東京都町田市のチェーンドラッグストアやホームセンターなどで販売されていたパック型液体洗剤21商品を対象に、商品テストを実施した。
その結果、21商品ともパッケージには、子どもの手の届くところに置かないことを図表によって表示していた。一方、パッケージの形状については、開けにくくする工夫を施した商品もあれば、そうした構造でない商品もあった。
同センターでは一般消費者に向けて、「子どもだけでなく、不用意に触る恐れのある人の手の届く場所に置かないように」(商品テスト部)とアドバイス。子どもや高齢者の口・目に入った場合には、口をすすいだり目を洗ったりすることと、異常を感じるようであれば医療機関を受診するように呼びかけている。
(木村 祐作)
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