2024.02.14 ECモール
楽天グループ、連結売上が2兆円突破…「楽天市場」流通総額8.1%増
楽天グループが2月14日発表した2023年12月期連結決算は、連結売上収益が初めて2兆円を突破した。売上収益は前期比7.8%増の2兆713億1500万円、営業損益は2128億5700万円(前期損益3716億1200万円)、当期損益は3394億7300万円(同3772億1700万円)となった。

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国内EC流通総額は6.9%増の6兆円に
インターネットサービスの売上収益は前期比9.8%増の1兆2123億1400万円、セグメント利益は同18.9%増の768億3100万円を計上した。国内EC流通総額は同6.9%増の6兆円に伸長。「楽天市場」の流通総額は業界平均の3.1%増を上回る8.1%増で推移した。「楽天トラベル」の国内宿泊流通総額は、コロナ前の2019年と比べて42.5%増に拡大した。
「楽天市場」では、ユーザーの利便性・満足度の向上を追求した各種施策や販促活動を展開。「楽天トラベル」では、国内旅行の需要回復に合わせた販促施策を実施した。国内EC取扱高の伸長に伴って、広告事業の売上も引き続き拡大した。
海外インターネットサービスについては、米国のオンライン・キャッシュバック・サービス「Rakuten Rewards」が堅調に伸びた。
また、デジタルコンテンツを中心に着実に拡大し、「Rakuten TV」の総ユーザー数は同42.8%増の9390万人、「Rakuten Viki」の総登録者数は同23.4%増の8250万人に達した。
プレゼンテーションする三木谷浩史会長兼社長
社内オペレーションやクライアントの効率「20%増」目指す
三木谷浩史会長兼社長は「かなりさまざまな最適化を行い、連結Non-GAAP EBITDAでは745億円という形で大幅な増益となった」と説明。インターネットサービス、フィンテック、モバイルの各セグメントで、大幅な収益改善が行われた点を強調した。今期の目標として、通期連結Non-GAAP営業利益の黒字化、資金回転の円滑化、楽天モバイルの月次Non-GAAP EBITDAを年内に黒字化することを挙げた。
これに加え、「AIをいかに活用するかが非常に大きなキーになっている」(三木谷会長兼社長)とし、中期目標として、生成AIの活用などにより、グループでマーケティング効率、オペレーティング効率、クライアント効率をそれぞれ20%向上させることを掲げた。
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