2023.12.21 行政情報
「ミズノ」「ワコール」の偽サイトで被害多数…消費者庁が注意喚起
SNS上に「ミズノ」や「ワコール」のロゴを使用した衣料品の広告を出して偽サイトへ誘導し、購入者に粗悪品を送りつけるという手口による被害が多発していることを受けて、消費者庁は12月21日、消費者に向けて注意喚起した。

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相談件数1277件、被害金額は273万円
昨年4月~今年10月の期間、消費者生活センターなどに寄せられた相談件数は合計1277件。年代別・性別では50~60代が7割、女性が8割以上を占める。支払った金額は合計273万円に上る。消費者庁の調べによると、販売業者はインスタグラムやフェイスブックなどに広告を出して、「ミズノ」「ワコール」のブランドロゴや、商品を着用したモデルの画像などを掲載。誘導先の偽サイトでは、ブランドロゴや店舗画像のほか、商品名に「Mizuno」や「Wacoal」のブランド名を併記しているものもあった。安さを強調し、「店舗で買うより超お得!」「50%OFF」などと表示していた。商品代金の支払い方法は「代金引換」しかなかった。
消費者庁による記者発表(21日午後)
縫製が粗く、生地が薄い粗悪品を発送
消費者庁によると、今年4月に公表した同様の事案では商品が発送されなかったが、今回の手口は、実際に商品(粗悪品)が届く点や、支払い方法が代引のみという点が特徴という。購入者へ送られた商品は、縫製が粗く、生地が薄いという粗悪品で、数量・色が注文内容と異なるケースも見られた。
今回確認できた偽サイトのドメインは16件だが、ほかにも多数存在すると考えられることから、消費者庁では「消費者力を上げて、偽サイトにひっかからないようにしてほしい」(消費者政策課財産被害対策室)と話している。
被害に遭わないために、URLの確認をはじめ、極端に安い価格などに注意するよう呼びかけた。
(木村 祐作)
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