2023.11.29 行政情報
東京都「高齢者被害特別相談」に585件…3分の1以上が通販トラブル
東京都が11月28日発表した「高齢者被害特別相談」の結果によると、実施した9月11日~13日の3日間で585件の相談が寄せられ、3分の1以上をインターネット通販などの通販関連が占めた。

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育毛剤で定期購入トラブル
高齢者被害特別相談は、関東甲信越ブロック「高齢者悪質商法被害防止共同キャンペーン」の一環として実施した。相談者は80歳以上が全体の4分の1を超え、親族や介護事業者などからの相談も16%を占めた。
主な相談事例に、ネット通販の定期購入契約をめぐるトラブルなどがある。60代男性の相談内容を見ると、メッセージアプリを見て「お試し価格1980円」の育毛剤を注文し、代金を支払ったが、1カ月後に同じ商品が3本届き、約2万1000円の請求書が入っていたという。事業者に電話したところ、定期購入の申し込みになっていたことがわかったとしている。
都によると、ネット広告から育毛剤やサプリメントなどをお試し価格の1回限りのつもりで申し込んだものの、実際には複数回購入しなければならない定期購入だったという相談が多数寄せられている。安く購入できると目立つように表示する一方で、契約内容がわかりにくく、定期購入であると気づかないケースがあると注意を呼びかけている。
SNS広告の儲け話で4200万円入金の被害も
別の60代男性の相談事例を見ると、男性は短期間で儲かるというSNSの広告を見て、著名な経済学者が指導するという暗号資産投資セミナーに入会。4200万円分の暗号資産を買い、海外の暗号資産交換所に入金するよう言われ、指示通り送ったが、引き出せないという。高齢者によるネット通販のトラブルが多いことから、都は、注文前に返品・解約の可否と申出期間、送料負担などの条件を確認し、最終確認画面をスクリーンショットで保存するようにアドバイスしている。
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