2023.10.25 行政情報
大手通販サイトの“売れ筋”電動アシスト自転車、10製品中9製品が違反~国民生活センターがテスト
(独)国民生活センターは25日、大手インターネット販売サイトで販売される「電動アシスト自転車」をテストした結果、調査対象の10製品のうち9製品が道路交通法で定める基準に適合していなかったと発表した。急加速の原因となり、事故につながる心配があることから、製品名とテスト結果を公表し、消費者に向けて購入先・製造元に確認するよう呼びかけている。

※国民生活センターの報道発表資料より
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6製品で時速24kmを超えても出力停止せず
調査対象とした製品は、ネット通販の売上ランキングが上位で、道路交通法の基準に適合しているかが不明な10製品。1月~6月に購入し、3月~7月にテストした。電動アシスト自転車は、人のペダルをこぐ力を補助するために電動モーターによる力が加わるもので、道路交通法の基準に適合しなければ、自転車として道路を走ることができない。搭乗者がペダルをこがないと走らず、時速24kmまでアシスト機能が働くが、これを超えると出力が停止する仕組みとなっている。
同センターが行ったテストの結果、10製品のうち9製品で、アシスト比率(人の力とアシスト力の比率)が道路交通法で定める上限値を超えていた。
6製品については、アシスト比率が上限値を超えるだけでなく、加速が強く、時速24kmを超えてもモーターの出力が停止しなかった。
さらに5製品では、ペダルをこがずに加速・走行させるスロットルが取り付けられていた。スロットルがある場合、取り外したとしても道路交通法上の電動アシスト自転車に該当しない。
ネットショッピングモール運営事業者に協力を依頼
基準に適合しない製品について同センターでは、利用を控え、購入先・製造元に確認するように注意喚起した。商品を選ぶ際には、搭乗者の安全を確認する「BAA マーク」や、型式を認定する「TS マーク」を目安にするようにアドバイスしている。インターネットショッピングモール運営事業者に対しては、「明確な広告表示によって消費者が商品を選択できるように、出品者に対する注意喚起の協力を依頼する」(商品テスト部)という。
■報道発表資料「道路交通法の基準に適合しない電動アシスト自転車に注意」
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20231025_1.pdf
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(木村 祐作)
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