2023.05.12 調査・統計
EC利用時にZ世代は「価格とコスパ」、X・Y世代は「価格と送料」を重視
(株)KINTOが11日発表した『Z世代・Y世代・X世代の消費に対する意識の比較調査』の結果によると、Z世代のサブスクリプションサービス利用経験者は70%を超え、Y世代より10pt、X世代より25pt高かった。また、ECサイトでのショッピングについて、Z世代は「価格とコスパ」、X・Y世代は「価格と送料」を重視する傾向がうかがえた。

利用中のサブスクは「動画配信」「音楽配信」「電子書籍」の順
4月12日~16日、全国のZ世代(18歳~25歳)、Y世代(26歳~40歳)、X世代(41歳~55歳)それぞれ330人(合計990人)に聞いた。
サブスクの利用経験では、Z世代は「利用している」が59.1%、「過去に利用したことがある」の12.1%で、合わせると71.2%だった。Y世代は「利用している」が47.6%、「過去に利用したことがある」が10.9%。X世代は「利用している」が37.5%、「過去に利用したことがある」が9.4%。若い世代で、モノは「所有」から「利用」の時代へ移行しつつあることがうかがえた。
利用中のサブスクは、全世代で「動画配信」「音楽配信」「電子書籍」の順。情報源に対する質問でも、全世代で「テレビ」が最多となり、続いたのは、Z世代が「Twitter」(48.8%)、Y世代が「YouTube」(51.8%)、X世代が「ニュースサイト・ニュースアプリ」(57.9%)だった。
ECサイトでの1か月の買い物頻度について。各世代のボリュームゾーンは、Z世代が「2回~3回程度」が17.0%、「1回程度」が15.8%。Y世代は「2回~.3回程度」が20.6%、「1回未満」が19.4%、X世代は「2回~.3回程度」が29.7%、「1回未満」が23.0%。全世代に普及しているECだが、利用頻度には世代間で差があり、同世代の中でもばらつきが見られた。
Z世代は「配送が早いこと」を重視
ECで買い物をするときに重視するポイントは、Z世代が「価格が安いこと」(51.0%)、「コスパが良いこと」(46.3%)、Y世代は「価格」(62.3%)、「送料無料」」(54.1%)、X世代は「価格」(65.%)、「送料無料」(53.6%)が、各世代のトップ2だった。他世代と比べると、Z世代は「クーポンや特典・ポイント」よりも、「配送が早いこと」を重視する傾向にあった。
「食品や日用品を購入する際、SDGsへの取り組みや、ストーリー性のあるブランドの商品を優先購入したいという思いはあるか」という質問では、Z世代は「かなり・ややある」が43.9%、Y世代は34.0%、X世代は30.6%だった。Z世代が他世代より重視していることが分かった。
車の所有に関する質問では、「こだわりを持っている」はZ世代が41.5%、Y世代が33.0%、Z世代は47.2%。X世代は車の所有にこだわりを見せる一方、ライフステージが変化しやすいY世代は、所有にこだわらずその時々に合った車の持ち方を選択していると推察される。
Z世代は、車を「単なる移動手段」(21.2%)と捉えている一方、「長く楽しめる趣味」(14.5%)、「憧れ」(6.4%)といった回答が他の世代と比べ高く、Z世代にとってのクルマの存在は多様化している。一概に「若者の車離れ」とは言いえないのかも知れない。
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