2023.05.10 通販会社
新日本製薬2Qは増収減益、EC売上が18%増…Qoo10などECモール販売が好調
新日本製薬(株)が9日発表した2023年9月期第2四半期(22年10月~23年3月)連結決算は、売上高が前年同期比1.4%増の182億5000万円、営業利益が同12.5%減の14億6700万円、純利益は同14.0%減の9億8000万円となった。

第2四半期決算概要
第2四半期決算概要
化粧品の売上高は前年並み、ヘルスケアは大幅増
化粧品の売上高は前年同期比0.0%減の164億1000万円、ヘルスケアの売上高は同16.2%増の18億4000万円となった。「PERFECT ONE」が上期減収となったが、「FOCUS」はECを軸に大幅増収となった。
ヘルスケアはFun and Healthの好調とWellness Foodの増収転換で、前年同期比16.2%増となった。Fun and HealthはECの新規獲得がオフライン通販を逆転し、EC化が一気に加速。Wellness FoodはEC売上が継続伸長、卸売販売が復調した。
利益面では、育成ブランドを中心としたマーケティング投資の増額により、「想定通り」減益となったが、全社的なコスト構造改革を継続し、各段階利益は計画を上回る進捗となった。
チャネル別の売上高は、通信販売が前年同期比1.2%増の165億8300万円、直営店舗・卸売販売が同11.7%増の13億6400万円、海外販売は同21.7%減の3億300万円。通信販売はFOCUSとFun and Healthが大幅伸長。直営店舗・卸売販売はPERFECT ONEの復調とFOCUSの店舗展開拡大が貢献した。海外販売の減収は「計画通り」となった。
既存店舗の販売が堅調に推移
また、国内外EC売上高は前年同期比18.5%増となる28億4600万円。FOCUSが新商品の投入やインフルエンサーとのコラボレーションによるプロモーション展開を積極的に行った結果、前年同期を大きく上回った。Qoo10を中心にECモール販売が好調で、売上の伸長をけん引。EC売上比率は15.6%となり、過去最高となった。
デジタル展開が加速し、大幅増収となったFun and Healthは、EC新規獲得件数が前年同期比3.7倍。Wellness FoodもECモール(Amazon、楽天市場)が好調を継続した。
直営店舗・卸売販売では、既存店舗の販売が堅調に推移、FOCUSのドラッグストア展開拡大で前年実績を上回った。また、新千歳空港と成田空港内の免税店を再オープンするなど、コロナ後に向けた店舗展開を開始している。なお、直営店舗は外部環境の変化や役割、在り方を再設計する必要性を踏まえ、第2四半期末までに全店舗閉店している。
海外販売においては、前年実績を下回る結果となったものの、中国では1月に出店したTmall Global旗艦店での販売を開始し、計画通りに進捗。台湾では、大手ドラッグストアCOSMEDへの新商品拡充により順調に売上が拡大している。
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