2021.08.17 調査・統計
21年メンズコスメ市場、4.3%増の1571億円に…コロナ禍で髭剃りの頻度が減少
総合マーケティングビジネスの(株)富士経済が16日発表した『メンズコスメティックスとヘアケア・ヘアメイクの国内市場調査』のまとめによると、メンズコスメティックスの2021年市場は前年比4.3%増の1571億円を見込んだ。男性の美容意識の高まりを背景に洗顔料や整肌料が新規需要を取り込み、市場は拡大している。

通販を中心にメンズコスメブランドが拡大
メンズコスメティックス市場は、通信販売を中心にメンズコスメブランドの投入が進んだほか、ビジネスパーソンの身だしなみ意識の向上から洗顔料や整肌料などのフェイスケアも伸びたことで、近年は市場が拡大してきた。
20年は美容意識の高いユーザーや肌荒れ、薄毛など悩みを持つユーザーによるリピート需要が市場を支えた。また、整肌料を中心に新ブランドや新商品の投入がみられたほか、在宅時間が増え、テレビCMやWEB広告に触れる機会が増加したことで、積極的に広告を投下した通販・セルフブランドが伸長した。
外出頻度の低下・マスクの着用でシェービングなどが減少
しかし、外出頻度の低下で構成比の高いメンズスタイリング剤の需要が落ち込んだほか、マスクの着用に伴い髭を剃る頻度が減少し、メンズシェービング料が縮小したため、市場は前年比0.3%の1506億円となった。
21年は前年と比べて外出が増えていることから、メンズスタイリング剤が回復に向かうとみられる。また、洗顔料や整肌料の新規需要の取り込み、通信販売メーカーの台頭によるメンズシャンプー・リンスの伸長が予想され、市場は前年比4.3%増の1571億円が見込まれる。
ヘアケア・ヘアメイク市場は15年以降、メーカーがボタニカルを訴求した新ブランド・ラインの投入を進め、ボトル単価が1000円を超える高価格帯の商品が好調に推移してきた。20年はコロナ禍の影響による美容室の休業や利用者が来店を控えたことから、家庭でのヘアカラー需要が増加した。
ケア意識の高まりからスペシャルケアアイテムの需要が増加
また、在宅時間の増加でヘアケアにかける時間が増え、ヘアパックやアウトバストリートメントといったスペシャルケアアイテムの需要も増加。ケア意識の高まりから、例年にも増して高価格帯ブランドが好調だった。しかし、業務用の需要が大きく減ったことや外出機会の減少によりヘアスタイリング剤の需要が低迷し、市場は前年比1.6%減の5767億円となった。
21年は業務用の回復や引き続きヘアケア意識が高まっているため、前年比2.7%増の5925億円が見込まれる。
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
2
【無料公開】食品EC「カオスマップ」2025 – 食品EC業界の最新動向
-
3
Amazon:販売数アップのためのSEOキーワード・販売戦略
-
4
機能性表示食品の体験談で注意すべきポイント ーひざ関節商材の事例で考えるー
-
5
あらためて整理!二重価格のルール 景表法の視点で読み解く正しい価格表示のポイント
ニュースランキング
-
1
JADMA、悪質広告を指南する広告代理店・コンサルタントを問題視…消費者委員会がヒアリング
-
2
CBN製品、6月1日から取り締まり…精神毒性が懸念されるなか、今もECモールで販売中
-
3
ZenGroup、海外向け文房具ECでサブスクボックス「静かな雨」を発売
-
4
アマゾン、新幹線の業務用スペースを活用した商品輸送に取り組む
-
5
【5月30日9時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
