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通販通信ECMOニュース・記事コラム【Googleフォームを活用】アンケートの作り方を解説! 効果的なマーケティング調査にするために

2021.02.03 コラム

【Googleフォームを活用】アンケートの作り方を解説! 効果的なマーケティング調査にするために

 マーケティングのひとつの手法として、消費者の感想など“ビジネスの実態”を調べる「アンケート調査」があります。作り方として、どんな項目で質問・設問を用意し選択肢を用意するか。効果的な作り方やコツ、注意点、例などアンケートの作り方をポイントごとにくわしく解説します。






アンケートの目的・効果は?


 アンケート調査の目的は自社商品やサービス・顧客について実態を知ることです。アンケートを行うことで、顧客のニーズや実態を正確に把握することが可能になります。その他に、アンケートで集めたデータは施策の有用性を示す根拠のひとつとして活用できます。

Q1.アンケートの目的とは?

 マーケティング活動でよく利用されるアンケートですが、主な目的として以下の3つがあります。

・自社商品・サービスの品質向上
・新商品開発に向けての市場調査
・従業員の労働環境の整備

Q2.アンケートがもたらす効果は?

 例えば、顧客に対して商品の印象や満足度を調査することで、商品の課題点を見つけることができます。また、市場で売れ行きの良い商品をアンケートで調査することにより、新商品開発のヒントを得ることも可能です。

 そのほか顧客だけでなく社内を対象にアンケートを行うことで、従業員の労働環境改善に活かすこともできるでしょう。

 自社で蓄積したデータを活用したマーケティング分析を行うことで、さまざまな施策を打ち立てられます。そのため、自社内だけでは把握しきれない顧客の興味関心をアンケートを通じて理解することが大切です。


アンケートができるまで


 実際にアンケート調査を実施するときは、以下のアンケートの作り方を手順を参考にまとめてみましょう。

1.目的の設定

 まず初めにアンケートを行う「目的」を設定します。この時、目標も一緒に設定するとアンケート作りがスムーズに進みます。目的を決めておくことで、無駄な質問内容を設置してしまうなどのミスを減らすことができます。また、目的を設定しておくことでアンケートのテーマにブレがないか確認するときにも役立ちます。

2.アンケートの媒体を決める

 次に実施方法を決めます。一般的にアンケートの実施方法として「Web」と「紙媒体」の2つがあります。Webアンケートの方がコスト削減や回収の時間短縮などメリットが多いです。しかし、年齢層によっては紙媒体の方が回収率が高いケースがあり、状況に合わせて使い分ける必要があります。

3.設問設定と回答方式を決める

 実施方法を決定したら、次は設問と回答形式の設計を行います。設問は最初に決めた目的に沿って、アンケートを通して知りたい内容を設定します。回答形式は「単一回答・複数回答・マトリクス(同じ質問を表形式にまとめたもの)・順位法・自由記述」など、さまざまな形式から内容に適したものを設置します。

 以上の手順でアンケートを作成します。内容と設問の設計はアンケート結果に直接影響します。例えば、分かりにくい設問を設置した場合5段階評価中「3」の回答が多くなるなど、適切なデータを集めることができないケースがあります。アンケート作りでは用意する回答項目にも注意しましょう。



アンケート設問の設定ポイント

 くり返しになりますがアンケート調査を行う場合は「明確な目的」を決めることが重要です。アンケートを通じてどのようなデータを集めたいのかはっきりさせておくことで、聞くべき質問内容が自ずと見えてきます。

 アンケートを行う目的が決まったら、次は求める成果を考えます。漠然とした予想でアンケートを作成すると、意図した結果にならない場合があります。

 設計した質問内容で得られる成果がどのようになるのか仮説を立てて検証することで、自社の業務改善に役立つデータを集めることが可能です。

 その他に、各質問ごとの目的を決めておくことでより質の高い回答を得ることができます。また、似たような質問を設計してしまうミスを減らすことができます。

 最後にアンケート全体の流れを確認します。流れとは「質問の時系列に矛盾が起きていないか」「急に別の内容に関する質問がされていないか」をチェックしましょう。

 内容に統一性がないと回答者は混乱してしまいます。スムーズにアンケートを実施するためにも上記の点は注意する必要があります。


◆設問づくりのポイント─時系列で設定


 設問作りでは、回答者が答えやすい内容にすることが重要です。

 例えば、「これから〇〇をする予定はありますか?」と将来について聞く質問がきた後に「過去に〇〇をしたことがありますか?」という過去について聞く質問をされた場合、回答者は違和感を覚えるといわれています。スムーズに回答してもらえるように、設問の流れに整合性がとれているか確認することが大切です。

 また、「はい」と「いいえ」といった2択だけでなく5段階評価を取り入れて、回答者が答えやすいように設計することも必要です。曖昧な回答が出ないようにコントロールすることで、質の高いデータを集めることができます。

◆注意点3つ─基本は「一問一答」

 アンケートを作る際にいくつか注意点があります。

 まず一つ目は、1つの質問に複数の要素を入れないことです。例えば、「この商品の価格や機能についてどのように思いますか?」といった質問があるとします。この質問を聞かれた場合、回答者は「価格」について聞きたいのか「機能」について聞きたいのか迷ってしまいます。質問内容は1回読んだだけで理解できる内容にすることが望ましいです。

 2つ目は答えを誘導する内容にしないことです。正確なデータが集められないだけでなく、回答者に不信感を与えてしまいます。

 3つ目は個人情報の扱いを明記することです。アンケートでは個人情報を扱うことがほとんどで、個人情報保護法でも規定が決まっています。たとえ無記名回答の場合でも、個人情報が何に使われるのか明記するようにしましょう。

【ロールプレイ】アンケートの作り方


 ここでは例題として「カフェ」をテーマにしたアンケートの作り方例をご紹介します。

 まずアンケートを行う目的を決定します。複数のカフェを運営しているA社は各店舗の売上向上を目指しています。そのため「カフェの売上向上のヒントを得ること」を目的として設定します。

 目的が決まった後はアンケートの実施方法を選びます。A社のカフェの利用者は若い世代が多いためWebアンケートを検討します。

 次は設問と回答形式の設計を行いますが、その前に仮説を立てます。売上を向上させるためには「コーヒー以外のドリンクに力を入れるべき」「食事メニューを増やす必要がある」など仮説を立てたら、それらをふまえて質問内容を設定します。

 回答形式は「商品に対しての満足度を5段階評価」「力を入れて欲しい内容(複数選択)」「改善して欲しい点(自由記述)」などを採用し、利用者がカフェに求めているニーズを調査します。

 目的・実施方法・回答形式と質問項目の設計ができたら、最終確認としてアンケート全体の流れを確認します。「質問の順番に矛盾はないか」「1つの質問に複数の回答を含めていないか」など構成の確認を行います。また、似た質問内容が無いか確認しスムーズな回答ができるよう設計を見直します。

 その他に、「言葉使いは正しいか」「個人情報の取扱いについて明記しているか」といった詳細部分の確認を行います。回答者が快適にアンケートを行えるよう細心の注意を払うことが大切です。

 上記の手順全てを終えたら実施・公開に進みます。アンケート後は集めたデータを分析し、現在A社が抱えている課題をまとめて改善策の検討や売上向上に向けた施策へと活用します。

■まずは「Googleフォーム」でトライ!

 世には多種多様なアンケートツールが存在しますが、簡単・手軽・無料で使える「Googleフォーム」からやってみることをお勧めします。Googleフォームのメリットは以下です。

1 とにかく簡単に始められる

 Googleのアカウントさえあれば、簡単にアンケート集計をスタートできます。集計方法もメールやリンクで集計する方法のほか、htmlタグでサイトに埋め込むことも可能です。

2 集計や結果の共有がスムーズ

 アンケート回答結果をグラフ化できるほか、Googleスプレッドシートと連携することで、集計結果を一覧で確認したり、メンバー間で共有することも容易です。


 もちろんはじめてでも高度な分析機能を要する場合や、自社でリストを持ちえないアンケートパネル(回答群)を必須とする場合はリサーチ会社のサービスやツールを活用してみましょう!

・Googleフォーム

▽参考記事
・Webアンケート作成ツールとは?社内外アンケートを集められるツール5選

アンケートの回答形式

◇複数回答(チェックボックスなど)

 回答の選択肢を用意し、回答者に複数選択で答えてもらいたい場合に最適な聞き方となります。該当する選択肢をすべて選択するだけなので、回答者が最も答えやすい形式と言えるでしょう。

◇単一回答(ラジオボタンなど)

 回答の選択肢を用意し、回答者に1択で答えてもらいたい場合に最適な聞き方となります。選択肢の中から一つ回答を決めればいいだけですので、比較的回答のハードルは低いといえます。ただし、複数の選択肢が回答者に当てはまる場合1つに絞る必要があるため複数回答可と比べるとやや回答のハードルが高くなります。性別や年齢、国籍など一般的には回答が一つしかないものを問う際に最適です。

◇自由回答(テキストボックス)

 回答欄を自由記述型のテキストボックスとするケースです。選択式の場合は、回答者が最も当てはまる項目がない場合に答えづらくなってしまいますが、自由記述の場合は好きなように答えられるというメリットがあります。一方で、回答者がテキストを書く必要があるためややハードルが高くなります。複数回答や単一回答でも自由に記述できる「そのほか」を用意してあげるケースが多いです。

▽連動回答=スケール/マトリックス

 「前の質問で〇〇と回答した人に聞きます」といった、前段の質問の回答と連動した内容を設ける場合に「スケール」「マトリックス」という回答を使うケースもあります。

まとめ:目的の設定が先決!


 アンケート調査を実施することで顧客が抱えている課題点や商品の改善点をダイレクトに知ることができます。そのため、現在のマーケティング活動では欠かせないものとなっています。

 しかし、アンケートを実施するには正しい作り方と注意点を理解する必要があります。設問内容を分かりやすくすることや回答形式を状況に合わせて設置することで、質の高いデータを集めることができます。

 一方で、分かりにくい質問内容や回答結果が偏ってしまう質問をすることで、意図しない結果が出てしまいます。

 内容だけでなく言葉使いや目的など、回答者の目線に立ってアンケートを作成することが大切です。

アンケートに関するお役立ち資料


 アンケートを活用した施策事例の資料を無料でダウンロードできます。アンケート調査を丸ごと依頼できるというサービスの説明資料もあるので、是非参考にしてみてください!

 複数の資料を比較したい方は一括ダウンロードがおすすめです。

【資料の一部例】

GMOリサーチ株式会社

ジャックス・ペイメント・ソリューションズ株式会社


SBペイメントサービス株式会社


アンケート関連のお役立ち記事


 資料の他にアンケートに関する記事を掲載しています。さらなる知識や情報を集めたい方はぜひご覧ください。

【アンケートに関する記事一覧】


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