2021.07.15 調査・統計
20年スキンケア・フレグランス市場、14%減の1兆2651億円に
総合マーケティングビジネスの(株)富士経済がこのほど発表した『スキンケア、フレグランスの国内市場調査』のまとめによると、コロナ禍に対応した動きを見せるスキンケア、未使用者の需要掘り起こしが見込めるフレグランスとも、市場規模は拡大基調にあるようだ。

百貨店などの店舗がオンラインに対応し、21年は増加に転じる見込みに
調査は1~3月。「スキンケア」の2020年は、コロナ禍でインバウンド需要が急減し、緊急事態宣言の発出で商業施設が休業したことから、洗顔料やクレンジングなど全8品目が縮小。市場は前年比14.5%減の1兆2651億円となった。一方、マスクの着用で敏感肌やニキビ、毛穴の目立ち、角質ケアなどの肌悩みが生じやすくなったことや、在宅時間の増加を背景にスキンケアを見直す消費者が増え、ステップにスペシャルケアを加える動きがみられた。
21年は、緊急事態宣言下でも、百貨店などでは化粧品を生活必需品と位置づけ、前年より市場への影響は大きくないと予想され、商業施設の営業再開に連動して市場も回復に向かうとみられる。メーカーがマスク着用時のメイク崩れ防止を目的としたミスト商品を発売して需要創出したことや、オンラインでの販路・顧客コミュニケーションの強化などコロナ禍に対応した施策から、市場は20年比3.4%増の1兆3076億円が見込まれるとした。
「フレグランス」は気分転換目的に用途が変化
「フレグランス」の20年は、生活様式の変化によって外出時などではなく、心を癒したり気分転換をするために使用するなど目的が変化した。このことでブランド側がライフスタイルを提案し、それに沿った商品を展開するライフスタイル提案型ブランドを中心に需要を獲得した。
一方、百貨店を中心とする外資系のうち、販売員の提案やカウンセリングを受けながら購入を検討できるプレステージブランドでは、店舗の休業や時短営業で苦戦したブランドが多かったほか、販売員の提案を前提とせず商品を選ぶセルフブランドも、外出時の使用が多いため縮小し、市場は前年比17.9%減の381億円となった。
21年以降は、商業施設の営業継続や外出機会の増加に伴い、従来の目的でフレグランスを使用する場面が増えると予想される。また、ライフスタイル提案型ブランドを中心としたフレグランス未使用者の開拓の流れが続き、21年の市場規模は20年比5.8%増の403億円が見込まれるとした。
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