第一三共ヘルスケア(株)は7日、アスクル(株)が運営する通販サイト「LOHACO」の売り場「LOHACO OUTLET」内にある、商品の廃棄ロス削減を目的とした「Go Ethical」で、自社の通常販売が終了した良品の取り扱いを開始した。
長年の課題「社内在庫の廃棄ロス」をロハコの「Go Ethical」で解決へ
同社は、経営ビジョン「健やかなライフスタイルをつくるパートナーへ Fit for You」の実現に向けて取り組んでおり、ビジョンを支えるコミットメントの一つに「将来世代の環境を守り、生命にやさしい社会の実現に貢献すること」を掲げている。
しかしながら、販売を終了した商品の社内在庫の廃棄ロスが長年の課題となっており、環境への負荷の観点から対策を講じる必要があると考えていた。そこで、品質に問題のない良品を、廃棄することなく有効活用する「LOHACO」の良品アウトレットの取り組み「Go Ethical」を通じて、廃棄ロスの削減、ひいては環境の負荷軽減に取り組むこととした。
『薬用フェイスローション』など5アイテムを販売
その第1弾として、通常販売が終了した良品「ミノン メン」シリーズの「Go Ethical」での取り扱いを開始した。取り扱い製品は5アイテムで、『薬用フェイスローション』(医薬部外品、販売名・ミノンメンL)、『薬用フェイスミルク』(同、ミノンメンM)、『フィニッシングセラム』(化粧品、ミノンメンS)、『薬用全身シャンプー』(医薬部外品、ミノンメンZS)の本体と詰め替え用。
環境配慮・良品アウトレットの「Go Ethical」は、「エシカルeコマース」の第一歩として、2019年11月に開始。これまで返品された商品の中で販売が終了している良品については、販売基準に適した品質である場合、アウトレット商品としてブランド価値を損なわない形での展開をしていたが、さらに一歩先へと、「Go Ethical」という売り場を設置し、お買い得と社会課題の解決の両立をめざす取り組みだ。
ロート製薬・オルビスなども参加
LOHACOが掲げる「プロダクト・ライフサイクル」を形にする施策といえ、サステナブルな暮らしやエシカル消費が広がる中での購買の選択肢として、環境配慮のニーズにも応えることができる。
これまでに、日本ロレアル(株)、ロート製薬(株)、オルビス(株)、(株)スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニー、ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 コンシューマー カンパニー、メルヴィータジャポン(株)などが参加している。
■LOHACO「Go Ethical」
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