さまざまな新生活がスタートする季節は間近。インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan(合)は4日、一人暮らし経験者の女性500人を対象とした「新生活に関する調査」の結果を発表した。90%を超える人が一人暮らしを楽しんでいると同時に、同じ割合で準備の大変さも浮き彫りになった。
一人暮らしをエンジョイしている人は92%
調査は2月8日~12日。全国の20~30代の女性に聞いた。それによると、一人暮らしを始めたきっかけは、「職場に近い場所に住むため」(38.8%)が最も多く、「自立するため」(37.6%)、「自由に暮らすため」(32.2%)、「学校に近い場所に住むため」(29.6%)と続いていた。
エンジョイしている人は多いようで、一人暮らしは楽しいかという問いには、「とてもそう思う」(46.4%)、「そう思う」(31.4%)、「どちらかというとそう思う」(14.0%)を合わせて91.8%に上った。「何もかもが自由だから」と多くの人が回答。時間やお金、インテリアなどを自分の好きなように使えるのが、一人暮らしを楽しいと思わせるポイントになっているようだ。
91%が「準備が大変」と回答
そんな思いになるまでには大変なことも。準備は大変だったかという質問に対し、「とてもそう思う」(32.2%)、「そう思う」(36.6%)、「どちらかというとそう思う」(19.0%)を合わせて、91.2%が大変と感じていた。具体的には「家具、家電、生活雑貨を買い揃えること」(65.6%)が最多。ほかには「引っ越しの手続き」(63.8%)、「物件探し」(59.2%)など。48.7%が「初期費用を貯めること」と答えていたが、調査によると平均は約28万6737円という結果だった。
家具、家電、生活雑貨……。新生活にあたって揃える際、こだわったアイテムは「ベッド」が24.2%と他を引き離して1位。睡眠の質を良くするためのこだわり? 2位は「テレビ」(8.4%)、3位は「ソファ」(6.8%)。生活必需品ではなく、くつろぐための家電・家具にもこだわりが。
買っておいてよかったもの1位は「電子レンジ」
また、買っておいてよかったものは、1位が「電子レンジ」(24.4%)、2位が「ベッド」(24.0%)、3位が「洗濯機」(19.4%)。さらに、貰って最も嬉しかったものは、1位が「電子ケトル」(5.0%)、2位が「テレビ」(4.4%)、3位が「炊飯器」(4.2%)だった。時短でお湯を沸かせ、さまざまな用途でも使える便利な「電子ケトル」は、買っておいてよかったものでも5位、同じく「テレビ」も4位にもランクインしていた。
一人暮らしとネットショッピングの関係についても聞いた。コロナ禍という環境でネットショッピングを利用する人が一層増えている。「持って帰る手間が省ける」(88.0%)、「手頃な価格で手に入りやすい」(48.9%)、「複数の店舗を周る手間が省ける」(39.7%)などの理由で、80.2%が「一人暮らしの準備には便利」などとメリットを感じていた。
Qoo10は9日まで、4000社以上のショップが参加したQoo10最大のショッピング祭り『20%メガ割』を開催中だ。今回の調査で上位にランクインした人気の家具や家電、生活雑貨なども幅広く取り揃え、「今年最初のビッグセールで新生活の準備を」と呼びかけている。
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