PayPay(株)とヤフー(株)は16日、キャッシュレス決済サービス「PayPay」のアプリトップ画面から簡単に利用できる「PayPayフリマ」のミニアプリで、過去に購入した身の回り品の相場価格を表示する機能の提供を開始した。さらに、ミニアプリに表示される持ち物のリストから、PayPayフリマ」に商品を簡単に出品できるようになる。
「持ち物リスト」で資産を自動表示
PayPayの「ミニアプリ」とは、PayPayのパートナー企業が提供するサービスの予約や商品の注文、支払いなどが「PayPay」アプリ内でできる機能だ。Yahoo! JAPANが提供するフリマアプリ「PayPayフリマ」は、4月に「ミニアプリ」として追加され、「PayPay」ユーザーは「PayPay」アプリ内で「PayPayフリマ」の商品購入が可能になった。
さらに今回、「Yahoo!ショッピング」「PayPayモール」「ZOZOTOWN」で購入したアイテムや、「PayPayフリマ」の「持ち物チェッカー」機能で撮影した身の回りのアイテムを、「資産」として「PayPayフリマ」ミニアプリ上の「持ち物リスト」に自動的に表示する。これにより、「PayPayフリマ」アプリで持ち物を売却し、また、その売上金を「PayPay」にチャージし、次の買い物に利用するなどの循環を促進していく。
出品も持ち物リストから簡単に
出品までのステップは、(1)「PayPayフリマ」ミニアプリ上の「あなたの持ち物資産」表示内の「持ち物リスト一覧へ」をタップし、「持ち物リスト」を表示(2)保有のアイテムとその商品の相場価格が表示(3)出品したいアイテムの「出品ボタン」をタップ(4)表示画面の右下の「アプリで出品」をタップ(5)「PayPayフリマ」アプリを保有のユーザーは、「持ち物リスト」の情報を保持したまま、「PayPayフリマ」アプリ内出品フォームへ遷移――。
この機能は、「PayPay」ユーザーの利便性を向上するため、「PayPay」アプリより導入され、今後「PayPayフリマ」アプリにも提供される予定。また、「PayPayフリマ」は、今後もアプリの改善、機能追加を通して、ユーザー同士が便利で、お得に売り買いできる世界の構築をめざす考えを示している。
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