(株)クロス・マーケティングが3日公表した「ブラックフライデーセールの利用とコロナ禍の節約意識に関する調査」によると、さまざまに開催された「ブラックフライデーセール」は4人に1人が利用、買い物先としては「ECサイト(ネット通販)」がほぼ過半数を占めていた。
ブラックフライデーで「買い物をした」人は24%
調査は全国の20~69歳の男女約1100人を対象に実施。11月下旬からさまざまな店舗やネット通販などでブラックフライデーセールが開催されたことに伴い、セールでの買い物状況や買い物をした場所、「買いたい」という気持ちになる割引やサービス、さらにコロナ禍における節約意識の変化について分析した。
それによると、ブラックフライデーセールで「買物をした」人は24%、「知らない」という回答が11.6%あった。買い物をした人の買い物先としては「ECサイト(ネット通販)が49.1%に達していた。男女とも「ECサイト(ネット通販)」の利用が最も高いが、特に男性は55%と半数以上が利用し、女性は「駅ビル・ショッピングセンター」の利用が2割を超えていた。

「買いたい気持ちになる」のは〇〇%引き
「買いたい」という気持ちになる割引やサービスについて聞いたところ、「○○%引き」が57.9%、次に「○○円引き(41.9%)」「ポイント○○倍(37.6%)」「○○ポイント付与(32.7%)」と続いた。年代別では、「〇〇%引き」は女性50代が7割超と最も多かった。「ポイント○○倍」「○○ポイント付与」といったポイント系は女性30~40代、「先着○○名様にプレゼント」「○○以上でノベルティプレゼント」といったプレゼント系は女性20~30代の割合が高かった。
また、同時に聞いた「コロナ禍による節約意識の変化」では、26.6%が「強くなった」(節約意識はあったが、さらに意識が強くなった+節約意識はなかったが意識が強くなった)と答えていた。性年代別にみると、「節約意識はなかったが、意識が強くなった」は、女性20代が16%で最も高いという結果だった。

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