テレビを中心としたマルチメディア通販企業の(株)QVCジャパンはこのほど、新型コロナウイルスの影響を受けた事業者の商品を紹介する『日本を応援しよう!QVC×全国名産品』企画をスタートした。特設ウェブサイトを開設し、26日15時から特別番組を放送する。
漁業などコロナ禍で経営が厳しくなる企業が増加
特別番組の放送に先駆け、日本の逸品の中から3つの商品をピックアップして特設サイトで紹介している。サイトは今後も随時、更新を予定している。「横濱銚子屋」(神奈川)の『餅入り抹茶・抹茶ミルクぜんざい』、「上辻園」(京都府)の『宇治茎ほうじ茶ティーバッグ(20袋×5)』、青森県の『むつ湾産ベビーほたて(500g×4)』。
新型コロナウイルスの感染が拡大し、日本各地の生産者が不況のあおりを受ける状況が続いている。QVCジャパンはこうした状況を受け、番組で商品を紹介する取引先の事業への影響を調査した。
それによると、「横濱銚子屋」は緊急事態宣言により業務用商品の需要が大きく減少。「上辻園」は飲食店の休業や、営業していても利用者がいない状況が続き、緊急事態宣言中の売上げが前年の半分になった。また「青森県漁連」は、外食産業や量販店などの消費が鈍化したことにより、県水産業は例年に増して魚価の低迷が進み、漁業経営はさらにに厳しい状況になっているという。
「出雲タオル」はかつてない減収を経験
取引先の1つである「出雲タオル」(島根県)では、緊急事態宣言で百貨店や専門店、路面店での販売が急速に悪化。年に数回要請される販売応援も予定されていたイベントもキャンセルとなり、いままでにない売上の減収を経験している。QVCジャパンは改めて、取引先や全国各地の生産者が心を込めてつくる日本の逸品を全国放送のQVCで紹介し、日本の元気と笑顔を応援したいとしている。
26日15時からの特別番組の番組名は「Kumi’s Room」。毎週この時間に放送している番組内で、各商品を紹介する。QVCの番組はBS12TwellV、スカパー!、各CATV(⼀部地域除く)、ウェブサイト、QVCアプリに加え、BS4Kでは4K放送で視聴できる。
■『日本を応援しよう!QVC×全国名産品』特設ウェブサイト
この続きは、通販通信ECMO会員の方のみお読みいただけます。(登録無料)
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。