(株)ジャパネットHDは25日、グループ会社で新規サービス事業を担う(株)ジャパネットサービスイノベーションが、2024年開業予定の長崎スタジアムシティでの完全キャッシュレス化を見据え、「長崎キャッシュレスプロジェクト」を開始すると発表した。26日から、稲佐山山頂エリアのくつろぎ空間「INASA TOP SQUARE」の3店舗を完全キャッシュレス化する。
新型コロナウイルス対策も強化
「長崎を日本で一番キャッシュレスが進んだ街へ」。そんな挑戦を続けるジャパネットホールディングスの本社は長崎県佐世保市。県内に住む人、訪れる人にキャッシュレス決済ならではのサービスを提供したいと、プロジェクトを立ち上げた。現金の受け渡しを無くすことで会計時の接触時間を短縮し、新型コロナウイルス対策も強化する。
クレジットカードや電子マネー、QRコード決済などさまざまな支払い方法に対応するとともに、いままで現金決済しか利用したことのない人にもキャッシュレス決済を利用してもらえるよう、INASA TOP SQUAREと、サッカークラブ「V・ファーレン長崎」の主催試合時のトランスコスモススタジアム長崎でのみ利用できるオリジナルのプリペイドカードも用意する。
第1弾は3店舗で、V・ファーレン長崎の主催試合でも
「長崎キャッシュレスプロジェクト」の第1弾の取り組みはINASA TOP SQUAREの「SHOGUN BURGER」「Shachu Shachu」「HafH Café & BAR SKY」の3店舗で。26日から現金の取り扱いを廃止する。第二弾として、9月30日にトランスコスモススタジアム長崎で開催されるV・ファーレン長崎の主催試合から完全キャッシュレス化する。
決済方法は、「クレジットカード」がVisa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubブランドの各種クレジットカード、「電子マネー」がSuica、PASMO、Kitaca、TOICA、manaca、ICOCA、SUGOCA、nimoca、はやかけん、nanaco、WAON、楽天Edy、iD、QUICPay、「QRコード決済」がPayPay、d払い、au PAY、メルペイ、LINE Pay、楽天ペイ、WeChat Pay、Alipay、
「プリペイドカード」がINASA SQUARE/V-VAREN NAGASAKI共通プリペイドカード。25日現在、楽天ペイ、iD、QUICPayは今秋以降に対応予定。
ジャパネットオリジナルのプリペイドカードも提供
ジャパネットホールディングスは同時に、クレジットカードなどキャッシュレス決済手段を持っていない人向けに、即時発行・即時入金できるジャパネットオリジナルのプリペイドカードを用意した。カードをかざすだけで簡単に支払いができ、カードに入金したお金が残った場合も専用のマルチ発行機からその場で現金に払い戻すことができる。
プリペイドカードの発行に伴い、カードの発行やチャージ、払い戻しを1台で行えるマルチ発行機を(株)エルコムジャパン及び(株)エルコムと、オリジナルプリペイド決済にも対応したマルチ決済端末をブリッジ・モーション・トゥモロー(株)と共同開発した。

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