(株)大丸松坂屋百貨店は30日、運営する「大丸松坂屋オンラインショッピング」に、(株)visumoのビジュアルマーケティングツール「visumo social curator(ビシュモ ソーシャル キュレーター)」を導入した。インスタグラムの投稿がECサイトで活用できるようになる。
インスタの写真や動画を利用したコンテンツ作りが可能に
インスタグラムは認知を広げるチャネルとして知られているが、接点を持った顧客がそのままECサイトで購入する機会はそう多くない。「visumo social curator」の導入で、インスタグラムの写真や動画を活用したコンテンツ作りが可能となり、顧客をECサイトへ誘導する強力な要因となる可能性があるという。
大丸松坂屋百貨店の公式ECサイト「大丸松坂屋オンラインショッピング」の取り扱い商品は、ギフト商材が中心だが、日ごろからお中元やお歳暮の商品を、「日常」でのちょっとした贅沢や誕生日、自宅でのパーティーなどにも活用したいという声が寄せられていた。
「自宅で味わうギフト」を販売
こうした顧客ニーズに応えるため、オンラインショッピングの公式インスタグラム「大丸松坂屋でおうちごはん」では、「日常で食べる」をイメージした画像を、「自宅で味わうギフト」として紹介。 このインスタグラムで訴求している写真などを、公式ECサイトのコンテンツとしても活用できるのではないか――。導入決定への端緒でもあったという。
「visumo」サービスは、インスタグラムの写真や動画をECサイトのコンテンツに活用できる「social curator」と、ECサイトに活用できる動画制作が行える「video maker」の二つのラインアナップで構成する。

「social curator」は、2017年にサービス提供を開始し、契約サイト数は国内で150サイトを超えている。インスタグラム上の写真検索や投稿者への利用許諾、直感的なCMS機能、クリエイティブを分析する機能などを備え、次世代のクラウド型ビジュアルマーケティングツールとして機能の拡張を進めている。
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