花のサブスクリプションECを展開する「Bloomee LIFE(ブルーミーライフ)」を運営する(株)Crunch Styleは5日、「toCサブスクリプションサービス カオスマップ」の2020年版を作成、公開した。

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19年9月版からパワーアップ
Crunch Styleは、19年9月に公開した19年版のサブスクカオスマップに続き早くも2020年版を用意した。14分類80社以上をまとめた19年版からパワーアップし、国内のBtoCサブスクを5分野22分類に整理し、100社のサービスを掲載した。
大手参入・サステナブル・CX に注目
同社では、19年の9月の発表以降も様々な新しいBtoCサブスクが登場し活況を見せていると指摘。その特徴として
(1) 大手企業の参入
(2) サステナブルなサービスの拡大
(3) データ活用による顧客体験の向上
と整理した。大手の参入についてはTOYOTAや資生堂、キッコーマンなどと有形商品を扱う大手メーカーの参入が相次いでいる点を指摘。
サステナブルについては、「ユーザーは社会・環境に配慮したものを選ぶ傾向がある」(同社)とし、「2020年は自分の購買行動が社会貢献に繋がっているのかという、機能ではなく情緒的なサービスがユーザーから選ばれていくと考えられる」(同)と分析。
顧客体験の向上については、「単にデータを集めるだけではなく、ユーザーに提供する価値や体験を高める手段として、いかに生かすかという視点を持ったサービスが多い傾向も」としている。
継続的な新体験+感情体験がカギ
同社では、2020年のtoCサブスク市場でユーザーに求められている価値を「定期購入による『継続的な新しい体験』」と「サービスによって作られる感情体験」とまとめた。
Crunch Styleの提供する「BloomeeLIFE」は、全国約100店舗の生花店から毎週異なる季節の花が郵便ポストに届くという花のサブスク。サービス開始から3年で利用者数が2万人を超えるなど「お花のサブスク」として急成長している。
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