花の定期便サービス「Bloomee LIFE」を運営する(株)Crunch Styleは9月30日、「toCサブスクリプション(サブスク)サービスのカオスマップ」を作成、公開した。国内のtoCサブスクのEC関連サービスを可視化しようと試みた業界地図は、花の分野だけにとどまらない広範さが特徴だ。

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生花サブスク「Bloomee LIFE」のCrunch Styleが用意

Bloomee LIFEは、全国約100店舗の生花店から毎週異なる季節の花が郵便ポストに届く、日本初・日本最大級の花のサブスクサービスを提供。SNSを中心に話題となり、サービス開始から3年で利用者数1万5000人を超え、「お花のサブスク」として急成長している。
選ぶ手間が省けるうえに、都度購入するより安く手に入るサブスクサービスは、「新たな発見や楽しみができる」と、ミレニアム世代を中心に盛り上がりを見せているという。その一方、一般的にはサブスクサービスの多さから、「どのサービスを選べばいいのか分からない」「使ってみたいけどどのように探せばいいかわからない」という消費者の声も聞いてきた。
花のみならずファッション・コスメなど14分野80社以上を紹介
サービス市場に身を置く立場として、そうした声に応えたのがCrunch Styleの独自調査によるカオスマップだ。花の5社をはじめ、ファッション・コスメ、食品、家具、美容・ヘルスケア、家電、自動車、飲食店、飲料、子育て、家事など14分野の80社以上をロゴで紹介した労作だ。
定額制シェアリングサービスなどの需要はますます増加へ
同社によると、サブスクサービスはさまざまな商材に対応でき、継続的な収入になるため、採用する企業が増えている。利用者にとっても、スマホやPCを通して手軽にお得に利用でき、より「快適な暮らし」を求め、定額制シェアリングサービスなどの需要はますます高まってきている。そのようなサブクスサービスで近年、さらに広がりを見せているのがデータやプロの知見でまとめたものが自動的に送られてくるサービスだという。
コスメや小物、洋服のサブスクも同様で、その都度、最適なものを購入したいとは考えるものの、「何が自分にあっているのか」「どのようなものが流行っているのか」を、都度考えながら選ぶのは意外と大変。「選ばずに買うという選択」が出会いを生み、新たな発見と感動に繋がるという。
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