2019.06.21 行政情報
「期間限定割引」に実態なし、加熱式タバコが虚偽表示で措置命令
消費者庁は21日、「期間限定」と称しながらも同内容の割引キャンペーンを繰り返して加熱式タバコ「IQOS(アイコス)」を販売していたとしてフィリップ・モリス・ジャパン合同会社に対し景品表示法に基づく措置命令を行なった。加熱式タバコが景表法で摘発されるのは今回が初。

消費者庁が違反表示と認定したのは、セブンイレブン・ファミリーマート・ローソンといった主要コンビニの店頭でフィリップ・モリス・ジャパンが展開していたキャンペーン。店頭に掲出された立体広告などに「お一人様一台限り」「アプリ・ウェブ会員登録をし、専用クーポン発券で割引」などとする旨を表示していた。その際、期間限定の訴求として例えば「会員登録キャンペーン期間:8/3〜9/30」と表示していた。ただ、同社では同内容の割引キャンペーンを繰り返し行なっていた。そのため消費者庁は、「期間限定」の実態がなく有利誤認表示に当たるとして景表法の違反を認定した。
認定された違反表示は、各コンビニで15年9月1日から18年5月21日までに断続的に表示されていた。フィリップ・モリス・ジャパンでは19年6月7日付で日刊紙2紙の社告と自社コーポレートサイト上で誤認排除の措置を取っている。
なお、同商品は型によって「iQOS」「IQOS」と表記が異なるが、同じ加熱式タバコを指す。今回の措置命令では、どちらも名称の型についての表示も違反認定を受けている。
この続きは、通販通信ECMO会員の方のみお読みいただけます。(登録無料)
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
Amazonビッグセールで 売上を8倍までのばした 広告運用術
-
2
【楽天市場】RPP広告チェックリスト2025
-
3
景品表示法とクーポン規制ガイド ークーポン施策の法令実務ポイントー
-
4
【WEB広告担当様必見】CVRを上げるLP制作の秘訣とは?簡易チェックシート付
-
5
Amazon!売れる商品ページ構成
ニュースランキング
-
1
【10月27日15時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
決済ソリューション「WorldFirst」、海外展開を狙うEC事業者が選ぶ理由とは?
-
3
LINEヤフー、LINE公式アカウントに「ビジネスプロフィール」導入 情報集約へ
-
4
「and ST」、ブランドプロモーションを開始
-
5
厚労省、職場で女性の健康支援に取り組む企業を認定…「認定マーク」のデザイン募集
