2018.08.14 通販会社
大塚家具中期決算は20億円の赤字に、Amazonでの販売は好調
(株)大塚家具が14日発表した2018年12月期第2四半期(1~6月)連結決算は、売上高が前年同期比11.9%減の188億2500万円、35億600万円の営業損失(前年同期は27億円の営業損失)、20億3700万円の純損失(同45憶6700万円の純損失)となった。同社では16年12月期から連続して営業損失を計上していることから、「事業継続への疑義が生じる状況」になっているとした。
資金調達で提携先を模索も
財務基盤については、複数の金融機関と総額50憶円のコミットメントライン契約(融資枠の確保)を結んでいるが、融資には条項が付与されているケースもある。同社は必要な資金を調達すべく、資本増強や事業シナジーを生む提携先を探している。
こうした状況を改善するため、店舗規模の適正化、人員再配置などでコストを圧縮するほか、主力商品のリニューアルやECでの売上強化に努める。また、ブランドイメージを刷新するため、ブランディング構築や積極的なプロモーションを行う。
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