2018.06.07 通販会社
コラーゲンは量より質?ファンケル、新スキンケア2製品を発売へ
(株)ファンケルは6日、新スキンケアライン『エンリッチ』(2品目・各2タイプ)と、『モイスト リファイン』(2品目・各2タイプ)を、9月20日から通信販売と直営店舗で発売すると発表した。
質にこだわったコラーゲンを配合
『エンリッチ』は、コラーゲンの量だけでなく、質を高めることにこだわった30~40代向けのエイジングケア製品。化粧液(さっぱり・しっとり)と乳液(さっぱり・しっとり)の4品目で構成される。肌の弾力やハリに着目した独自成分の「適応型コラーゲンα」を配合したほか、コラーゲンのケアに関連するとされる「月見草エキス」を配合した。
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同社の研究では、紫外線などの酸化ストレスの積み重ねによって、40代を超えるとシワが深くなり、コラーゲンの質が変化することがわかっている。肌のコラーゲンの質を高める研究を進めたところ、コラーゲンにわずか5%しか含まれていないV型コラーゲンにコラーゲンを束ねる役割があること突き止めた。同製品に配合されている「適応型コラーゲンα」は、一般的なコラーゲンより肌に浸透し、Ⅰ型・Ⅱ型・V型コラーゲンをすべて増やすことが確認されている。
肌の表面と内側からアプローチ
『モイスト リファイン』は、乾燥や毛穴の開きなど、複合的な肌の悩みを持つ20~30代の女性に向けた製品。化粧液(さっぱり・しっとり)と乳液(さっぱり・しっとり)の4品目がある。独自開発成分の「モイストチャージコラーゲン」と独自の機能性成分「アクティブセラミド」を配合。肌表面と肌の内側の両面からアプローチする。
また、同社の研究によると、毛穴の開きにはコラーゲンの機能低下が関与しているとわかり、ビタミンPを含有する植物エキス「VPエキス」も配合している。
両製品の容器には、サトウキビが原料で環境に拝領したバイオPETを採用。プラスチック量は、同社の従来製品から約3分の1を削減し、CO2排出量を年間約300トン削減できると見込んでいる。