2012.04.19 調査・統計
10年電子書籍市場、6.3%増の670億円
矢野経済研究所は4月18日、「電子書籍市場に関する調査」を行い、その結果を発表した。 調査結果によると、2010年度の電子書籍市場規模は前年度比6.3%増の670億円だった。2010年のApple社iPadの発売を契機に、電子書籍が注目を集め、多くの電子書籍コンテンツが商品化された。ただし、コンテンツのラインアップが充分でないことなどから、電子書籍市場は立ち上がりの段階といえる。 2011年度は引き続き、電子書籍コンテンツのラインアップが強化され、電子書籍市場は堅調に拡大すると予測。ただ、日本の電子書籍市場は、著作権の問題や既存出版流通との関係など多くの課題があり、米国のように爆発的な市場拡大ではなく、外資の参入を経ながら段階的に拡大していくとした。 調査期間は2011年11月~2012年3月、調査対象は国内出版社、印刷会社、出版取次会社など(約70社)、調査方法は同社専門研究員による直接面談、郵送・電話によるヒアリングならびに文献調査併用。
■「電子書籍市場に関する調査」(http://www.yano.co.jp/press/press.php/000927)
※「資料掲載企業アカウント」の会員情報では「通販通信ECMO会員」としてログイン出来ません。
資料DLランキング
-
1
機能性表示食品の基礎と落とし穴
-
2
オリジナル商品 Webデザインシミュレーター『i-DESIGNER』
-
3
【生成AI×EC】EC運営でのAI活用方法
-
4
【AIタッガー】SEO×AI検索時代の“見つかる力”を最大化
-
5
クロスセルを促進して顧客単価を向上!レコメンドサービス
ニュースランキング
-
1
【12月25日15時更新:物流配送状況】日本郵便/ヤマト運輸/佐川急便/西濃運輸/福山通運
-
2
CBDの2製品から残留限度値を超える大麻成分、「麻薬」に該当する疑い…厚労省
-
3
千葉ロッテ、ファンクラブ案内のダイレクトメールで有利誤認の疑い
-
4
ECのステマ規制対策 景品表示法違反になる「二次利用」の境界線とは?
-
5
ECサイトで商品が見つからない場合にユーザーが取る行動とは?
