2026.04.28 行政情報
男性用下着「吸収量200㏄」、十分な根拠示せず…通販会社2社に措置命令
十分な根拠もなく200㏄までの尿漏れを防ぐと宣伝し、男性用下着を販売したことが景品表示法に違反するとして、消費者庁は4月28日、インターネット通販を行うboxXXX(東京都千代田区)とBeiiiii(福岡市中央区)の2社に対し、再発防止などを求める措置命令を出したと発表した。
男性用下着「NOMORE」(消費者庁内で撮影)
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大手ECモールや自社サイトで販売
boxXXXは自社ウェブサイトで、例えば昨年3月8~13日の期間、男性用下着「NOMORE」を販売する際に、「スマートな尿漏れ対策」「業界トップクラス 吸収量200㏄」と表示。1枚を税込4980円、3枚組を1万1950円、7枚組を2万4400円で販売していた。
Beiiiiiは大手ECモールに出した自社サイトで、例えば昨年の3月26日~4月21日、「四層構造+吸収量200㏄で 多い日も安心して過ごせる」とうたっていた。消費者庁によると、Beiiiiiは「表示内容をboxXXXに委任していた」(表示対策課)。
boxXXXからは表示を裏づけるデータが提出されたが、合理的根拠と認められなかった。Beiiiiiは根拠となる資料を提出しなかった。
優良誤認表示に該当すると認定
消費者庁は2社の表示が、景表法で禁止する優良誤認表示に当たると認定。2社に対し、表示が違法である旨の消費者への周知や、再発防止策の構築を命じた。
取材に対し、boxXXXは「処分を真摯に受け止め、今後同様のことが起こらないように再発防止に努めたい」とコメントした。
消費者庁では、「どの程度までの量ならば外に漏れずに使用できるのかということは、極めて重要な商品の選択要素になると考えられる。もし、表示どおりの性能を備えていなかった場合には、商品を利用している当事者にとっては、尿漏れによる羞恥心など大きな問題となる」(表示対策課)と説明している。
(木村 祐作)
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