2025.05.07 調査・統計
2024年EC市場 前年比3.5%増の14兆6801億円…富士経済の調査
富士経済が5月2日発表した「国内の通販、仮想ショッピングモール、ネットスーパー市場」に関する調査結果によると、2024年のEC市場は前年比3.5%増の14兆6801億円となり、そのうち「Amazon.co.jp」「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」などのECモール市場は11兆4157億円に上った。
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ECモールは前年比2.4%増
2024年のEC市場は、物価高騰を背景にセール時のまとめ買いが増加。ECモールなどがセール時の販促を強化して需要を取り込んだほか、実店舗との連携を強化したニトリホールディングスやイオンリテールなどが好調に推移した。市場規模は前年比3.5%増の14兆6801億円に拡大した。
ECモールについては、各社ともに下期のセール時が好調に推移した一方で、セール時以外には苦戦する企業も見られ、市場規模は同2.4%増の11兆4157億円にとどまった。2025年もセール時の需要の集中が続くと予想されるなど、同2.7%増が見込まれる。
2024年のネットスーパー市場は、同6.3%増の2710億円となった。参入企業が初回配送料無料キャンペーンや実店舗でプロモーションを行うなど、オムニチャネル戦略を強化。また、2023年から本格展開している倉庫型配送型サービス「Green Beans」(イオンネクスト)や「Amazon Fresh」(アマゾンジャパン)が、対応エリアを拡大した。
ネットスーパー、2026年に3130億円と予想
長期的な見通しについて、通販市場(物販)は2035年に18兆6379億円(2024年比13.9%増)に達すると予想。ECモール市場は引き続きセール時のまとめ買い需要が見込まれ、2035年に13兆1870億円(同15.5%増)になると予測している。
ネットスーパーは利用習慣の定着や対応エリアの拡大などにより、2026年に3130億円(同15.5%増)に拡大すると分析している。
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