2024.09.19 行政情報
安心して利用するための「メタバースの原則」を策定…総務省の研究会が報告書(案)
総務省は9月18日、ユーザーが安心して利用できるメタバースの実現に向けて、安心・安全なメタバースの実現に関する研究会が取りまとめた「メタバースの原則」に関する報告書(案)を公表した。今月19日から10月8日まで意見を募集する。
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「メタバースの原則(第1.0版)」を策定
民間調査会社によると、日本のメタバース市場は2022年度の1377億円から2027年度には2兆円を突破すると予測される。メタバース市場は国内外で拡大が見込まれ、メタバースを利用したサービスは娯楽や商業目的だけでなく、教育や地域活性化などへも広がりつつある。その一方で、健全な普及に向けて、安全で安心なメタバースの実現が課題に浮上している。
報告書(案)では、「メタバースの原則(第1.0版)」を公表し、メタバースに関する基本的な考え方や原則の位置づけ、関連事業者に求められる取り組みなどを示した。
多様性の尊重やプライバシー配慮など重視
「メタバースの原則(第1.0版)」は、ユーザーが安心してメタバースを利用するために、メタバース関連サービス提供者のプラットフォーマーとワールド提供者の役割が重要と指摘。メタバース関連サービス提供者の取り組みとして、(1)社会と連携しながらさらなるメタバースの自主・自律的な発展を目指すための原則、(2)メタバース自体の信頼性向上のために必要な原則――を柱に据えた。
この原則に基づき、重要となる取り組みとして、ワールドのオープン性やイノベーションの促進、世界中の様々な属性のユーザーがメタバースを利用する多様性への配慮、ICTリテラシーの向上、コミュニティ運営の尊重などを挙げた。
また、透明性・説明性、アカウンタビリティ、プライバシーへの配慮、セキュリティ確保などについて、メタバースへの信頼性を向上させるために必要な取り組みとする考え方を示した。
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