2023.08.01 通販会社
ベガコーポレーション1Q、3400万円の営業損失を計上…円安進行で原価率上昇
家具ECサイト「LOWYA」を運営する(株)ベガコーポレーションが7月31日発表した2024年3月期第1四半期(23年4月~6月)決算は、売上高が前年同期比1.1%減の41億5400万円、営業損失が3400万円(前年同期は6200万円の営業利益)、四半期純損失は1100万円(前年同期は4000万円の四半期純利益)となった。

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LOWYA事業、旗艦店の会員数は22.0%増
LOWYA事業(旗艦店+モール)の流通総額は前年同期比0.6%減の42億3900万円、売上高は同1.1%増の40億4500万円。コロナ禍の分類移行に伴う外出増加や「608(ローヤ)の日」の大型セールを抑制したものの、売上高は前年同期を上回って着地した。旗艦店の会員数は同22.0%増の145万1000人と引き続き順調に増加している。売上高は引き続きモール店の好調で前年同期を上回る結果となった一方、損益面では前期からの円安進行による原価率上昇の影響を受けながら、販売管理費削減による利益改善を図ったが、前年同期を下回り減益となった。
成長の柱として位置付けているLOWYA旗艦店では、SEO・Web広告からの新規アクセス流入、SNS強化による認知度向上、モバイルアプリのダウンロードを通じた会員化の促進に取り組んだ。6月末現在で、スマホアプリが累計95万ダウンロード、Instagramが86万フォロワー、TikTokが12フォロワー、YouTubeが3万チャンネル登録を突破した。
直営店として初の実店舗「いとLab+」を開業
また、4月には直営店として初の実店舗「いとLab+」(福岡市西区)を開業。店舗周辺エリアの受注割合が増加しており、来店者の80%がブランド認知客。取扱商材の現物確認ニーズに対応し、ECへの送客効果につなげている。23年末~24年初春に、関西エリアの主要ターミナル駅・難波に位置する商業施設に直営2号店の出店を予定している。ネットとリアルを融合した事業体制を構築する方針を打ち出し、前期に開始したイオンリテール(株)向け家具の卸売り販売は、第1四半期に茅ヶ崎中央店(神奈川県)、佐久平店(長野県)、岡山店(岡山県)へ出店し、売り場面積を拡大した。
品揃えの面では、自社PBのヒット商品開発、高利益率商品の開発を継続するとともに、LOWYA旗艦店における取り扱いカテゴリ、商品数の拡充を企図して開始した他社ブランド商品の取り扱いについても、アクセスと受注に寄与している。
新規事業として取り組んでいる越境ECプラットフォーム事業(DOKODEMO)は、流通総額が前年同期比52.4%減の7億4800万円、売上高は同45.0%減の1億900万円。前年度からのインバウンド消費動向の変化に伴い、流通総額も減少傾向となったが、出店者の品揃え充実支援やマーケティング施策の実施で、会員数は同11.5%増の103万人、アプリダウンロード数は同8.0%増の148万5000人と順調に増加している。
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