2019.08.01 ECモール
楽天市場の送料無料ラインは「3980円」、20年2月以降に開始へ
楽天(株)の三木谷浩史会長兼社長は1日、楽天グループ最大のイベント「Rakuten OPTIMISM」(会場:パシフィコ横浜)の戦略共有会で、楽天市場の店舗で商品を購入した際の送料無料ラインを3980円(税込)に統一することを発表した。開始時期は2020年の2~3月になる見通し。

3980円未満・大型サイズ・クール便などは対象外
対象の配送地域は日本全国。対象の商品サイズはメール便・宅配便の160サイズ以下で、家具などの大型宅配便で配送される商品は対象外となる。冷蔵・冷凍品のクール便も対象外。
送料無料ラインが3980円を下回る場合は、店舗が独自のラインを設定できる。例えば、これまで送料無料ラインを2500円に設定していた店舗の場合、そのままのラインを変更しなくても問題ない。これまで3980円を上回る送料無料ラインを設定していた店舗や、送料無料ラインを設定していなかった店舗は、一律で3980円の送料無料ラインの設定が義務付けられる。

三木谷氏「10%の売上が見込める」
送料無料となる「3980円」は、楽天市場全店舗が参加する3カ月の実証実験を経て決定した。実証実験では、送料無料ラインを3980円に統一することで、購買金額が約15%増、店舗あたりの新規獲得客は約14%増となった。三木谷氏は「ラフな予測だが、約10%の売上増が見込めると思っている。来年の2月、3月には導入したい」と語った。
楽天市場では、「送料がわかりにくい」「送料が原因で購入を断念した」というユーザーからの意見が多数寄せられていた。1月に開催した「Rakuten新春カンファレンス2019」では、三木谷氏がこれまで楽天市場の出店店舗が独自に設定していた送料無料ラインを統一させる取り組み「ONE TARIFF」(ワンタリフ)構想を発表。送料無料ラインがどれぐらいの価格に設定されるか、注目されていた。
▽関連記事
・楽天市場全店舗の送料統一、楽天が「ONE TARIFF」開始へ
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