2019.04.16 通販支援
第11回ネットショップグランプリ、「和気文具」がGPに
一般社団法人イーコマース事業協会(EBS)が13日発表した「第11回ネットショップグランプリ」で、(有)ワキが運営する文具のECサイト「和気文具」がグランプリに輝いた。同グランプリは大阪・YMCA国際文化センターで開催された設立17周年記念イベント内で発表され、表彰式が行われた。
「第11回ネットショップグランプリ」では、グランプリ1店舗、準グランプリ2店舗、特別賞2店舗の計5店舗が表彰された。
スマホ・SNS全盛時代に沿ったコンテンツ活用力が鍵に
グランプリに輝いた和気文具は、ウェブマガジンを通じて文具の楽しみ方・薀蓄や文具の使い方の提案などを積極的に行っているという「コンテンツ活用力」が高く評価された。表彰で壇上に上がった同社の担当者は、「コンビニでもスーパーでも百均でも文房具は買える時代。そんな中、文具専門店の存在意義は何か、と考えてコンテンツの整備に取り組んでいる。そんな取り組みをしている中で、評価をしてもらえたのは非常に嬉しい。これからもECを通じて”文房具中毒者”を増やしていきたい」とコメントした。
インスタ集客を中心とするECも準グランプリに選出
準グランプリには、雑貨ECの「ひなたライフ」(運営:(株)ひなたライフ)と、寝具ECの「ふとん通販 ねむりサプリ」(運営:(株)ねむりサプリ)が選出された。
「ひなたライフ」は徹底したブランディングにこだわったサイト作りや運営が評価された。Instagram(インスタグラム)からの集客に強みを持つ同社は、シンプルかつスタイリッシュなデザインをサイトに採用しており、インスタユーザーにも馴染むよう画像中心の構成にしている。同社では「ECをスタートしてからまだ1年3カ月くらい。ブランディングにこだわり、自社サイト1本でやってきたが、このような賞を頂けて光栄」とコメントした。
ねむりサプリは、丁寧な商品説明や専門店ならではの商品情報の濃さが評価された。「ウェブ担当のスタッフが一気に辞めてしまうなど、困難もたくさん経験したが頑張ってきた。サイトが評価されたことは非常にうれしい」とした。
特別賞として、「大阪府知事賞」と「中小機構 理事長賞」もそれぞれ1店舗ずつ表彰された。
府知事賞には、BtoB向けの包装資材などのECサイト「HEADS」を運営する(株)ヘッズを選出。BtoBならではの、商品の使い方提案などが高く評価された。
中小機構からは、食品ECの「鶏肉・からあげ通販のチキンナカタ」(運営:(有)中田鶏肉店)が選出された。同社は18年の台風被害で鶏舎に甚大な被害を受け、商品調達に苦難を強いられた。そこで、地元・和歌山の食品をセット販売するなどして、地元貢献をしながらEC運営に励んだ。
EBSの吉村理事長は全体の講評として「スマホサイトの重要性の拡大を感じた。それに伴い、UI/UXにさらに目が向いてきていると感じた。SNSの活用も含めて、商品の良さをいかにお客様に伝えていくかがこれまで以上に重要になってきている」と話した。
「第11回ネットショップグランプリ」は、応募のあったものから優れたネットショップを表彰する取り組み。事務局の予備審査を行なったのち、EBS役員や学術関係者、ネット通販関連メディア関係者による最終審査を経て大賞を決めた。審査にあたっては「アイデアのユニークさ、目新しさ」「一般の顧客ユーザー(利用者)への情報提供の適切さ」「各デバイスでのデザイン性の高さ・操作性、動作確認」の3項目をPC・スマートフォンサイトで確認した。
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