2019.3.27

通販・ECの後払い決済とは?19年のサービスの最新動向は?

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通販・EC業界におけるメジャーな決済手段として「後払い」は定着してきています。これまでネットショッピングの「後払い」と言えば、コンビニでの払い込みが一般的でした。近時は、LINEPayとネットプロテクションズの提携により、払込票に記載されたバーコードを読み込むことによりスマホ決済を用いて後払い決済処理ができるようになるなどサービスの利便性は高まってきています。

 


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通販・ECの「後払い決済」ってそもそも何?メリットや具体例は?

 通販・ECにおける後払いとは、企業間取引(BtoB取引)で言うところの「請求書払い」に相当します。通販の後払いを使うと、通販ユーザーは代金を支払う前に商品を受け取ることができます。商品代金は、商品と一緒に送られてきたり、商品とは別に郵送されてくる払込票を使ってコンビニなどで支払い手続きを行うものです。コンビニのほか、銀行振り込みや銀行機関のATMを活用したPay-easy(ペイジー)などを使って払い込みをします。払い込み手段はサービスによって異なる。

 

 また、都度で後払い処理をするのではなく1カ月間に発生した決済を一回にまとめて、1カ月分の利用代金をまとめて請求するという後払いサービスを提供するものもあります。

 

 後払い決済による通販ユーザーのメリットはいくつかあります。例えば、はじめて利用する通販サイトなどで、「商品がちゃんと届くのか心配」「購入した商品がちゃんとしたものか確認してから支払いをしたい」といった時に、後払いが選択できることによって不安を払しょくでき、安心感を得ることができます。そのほか、給料日前で手持ちのお金がないなどと言った時に利用できるメリットもあります。事業者にとっては、決済手段によるユーザーの取りこぼし防止に大きく役立つと言えます。

 

 一般消費者にとって有名な後払い決済としては、ファッションECモール「ZOZO」が提供する「ツケ払い」や、CtoCフリマアプリ「メルカリ」が提供する「メルカリ月イチ払い」などがあります。

 

 未回収リスクについても後払い決済は、提供事業者が面倒を見てくれます。サービサーが与信審査を行う。一般的には、ユーザーの期限内の支払いの有無を問わず、サービサーから導入社へ入金される仕組み。そもそも、与信が通らなければユーザーは後払い決済は利用できません。

 

 決済手数料は、BtoC向けが決済金額の2~5%程度、BtoB向けで決済金額1~5%程度が相場となっています。また、後払いによる1ユーザーあたりの利用限度額はサービスによって異なりますが、1カ月間に5万円までが相場となっています。

 

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通販・ECが導入できる後払い決済サービスにはどんなものがある?

 後払い決済を提供するサービスには、BtoC向け・BtoB向けそれぞれに複数社がさまざまなサービスを展開しています。

<BtoC向け>

(サービス名/サービス提供会社)

 

・ATOdENE(ジャックス・ペイメント・ソリューションズ株式会社)

→信販会社ジャックスのグループ会社が提供する後払い決済サービス。

 

・コンビニ決済なら後払いドットコム(株式会社キャッチボール)

→通販会社(株)スクロールのグループ企業が提供する後払い決済サービス。

 

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・NP後払い決済(株式会社ネットプロテクションズ)

→後払い決済による利用金額に応じて独自ポイントを付与するポイントプログラムも用意している。LINEPayと連携しており、NP後払いの払込票に記載されたバーコードをスマホで読み込むことでスマホ決済による支払いも可能。

 

・atone(株式会社ネットプロテクションズ)

→「NP後払い決済」を提供するネットプロテクションズが展開する、BtoC向けの会員制後払い決済サービス。

 

・@払い(株式会社SCORE)

→老舗カタログ通販企業ニッセンのグループ企業が提供する後払い決済サービス。「ニッセン後払い」からサービス名を改称した。

 

・クロネコ代金後払いサービス(ヤマトクレジットファイナンス株式会社)

→クロネコヤマトでおなじみのヤマトHDのグループ会社が提供する後払い決済サービス。

 

・GMO後払い決済サービス(GMOペイメントサービス株式会社)

→GMOインターネットのグループ会社が提供する後払い決済サービス。LINEPayと連携しているため、払込票に記載されたバーコードをスマホで読み込むことでスマホ決済による支払いも可能。

 

・Paidy(株式会社Paidy)

→メールアドレスと電話番号だけで決済を完了できる

 

<BtoB向け>

・NP掛け払い(株式会社ネットプロテクションズ)

→BtoC向けの後払い決済サービスを中心に展開するネットプロテクションズが企業間取引向けに展開している掛け払いサービス。「FREX B2B掛け払い」からサービス名を改称した。

 

・Paid(株式会社ラクーン)

→事業者向けの仕入れサイト「スーパーデリバリー」を運営するラクーンコマースのグループ企業が提供する企業間取引向けの掛け払い決済サービス。

 

・MF KESSAI(MF KESSAI株式会社)

→クラウド会計ソフト「マネーフォワード」を展開する(株)マネーフォワードのグループ企業が提供する企業間取引向け掛け払い決済サービス。

 

・クロネコ掛け払い(ヤマトクレジットファイナンス株式会社)

→クロネコヤマトでおなじみのヤマトHDのグループ会社が提供する企業間取引向け掛け払い決済サービス。

 

などがあります。

 

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後払い決済に関連する19年1~3月の動向は?

 通販通信でも、「後払い」関連のニュースを多く取り上げています。19年1~3月のニュースでは、LINEPayを活用して後払い決済が可能になり消費者の決済手法に広がりをみせていることや、後払い決済導入の成功事例、BtoB(企業間取引)のECにおける掛け払い(後払い・請求書払い)サービスの拡充などの話題を取り扱っています。

 

・RIZAP、公式通販サイトに「NP後払い」を導入(19/3/27)

 オンラインショップ「RIZAP COLLECTION」に、ネットプロテクションズが提供する後払い決済サービス「NP後払い」を導入しました。

 

・チャットコマース「fanp」、クレカ・後払い決済に対応(19/3/27)

 会話広告パッケージ(チャットコマース)「fanp」がクレジットカード・後払い決済に対応しました。

 

・LINEペイ「20%還元祭」再び、JCB加盟店でも利用可能に(19/3/14)

 ネットプロテクションズの「NP後払い」「atone」はLINEPayによるコード読み込みの「請求書払い」で決済が可能です。「請求書払い」も還元キャンペーン対象のため、20%還元を得られます。

 

・健康コーポレーションが後払い決済「アトディーネ」を選んだ理由(19/2/1)

 RIZAPグループで健康食品などを販売する健康コーポレーションの後払い決済導入による成功事例を紹介しています。

 

・ヤマトHDの3Q、宅急便の取扱数量は減少も売上高は9%増に(19/2/1)

 ヤマトホールディングスのグループ会社が提供している後払いサービスの決算情報が盛り込まれています。

 

・キャッチボール、BtoB-EC向け決済「掛払い.com」開始(19/1/23)

 (株)スクロールのグループ会社で、BtoC向け後払い決済を提供する(株)キャッチボールが新たにBtoB向けの後払い決済「掛払い.com」の提供を開始しました。

 

・アスニカ、単品通販専門のチャットボット開発…23日から無償β版公開(19/1/18)

 ECシステムの受託開発を行うアスニカ(株)による業界初のリピート通販専門のRPAチャットボット「フルタイム」のプレ提供を開始した。「フルタイム」では、後払いの督促業務までできる。

 

・ニッセン、購入品をヤマト直営店とPUDOでも受け取り可能に(19/1/17)

 (株)ニッセンとヤマト運輸の連携により、ニッセンで注文した商品を「PUDO」で受け取れるようになった。ただし、後払いによる決済の場合は同サービスの対象外となる。

 

 後払い決済に関する通販業界のニュースは毎月さまざまな内容のものがリリースされています。最新情報は、「通販通信」で是非ご確認ください。

 

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