2024.04.24 行政情報
紅麹問題でサプリメント市場が前年同期比18%減に
小林製薬の紅麹をめぐる問題の影響を受けて、健康食品の売上高が前年同期比で18%減少したことがわかった。4月24日に開催された消費者庁の検討会で、日本通信販売協会(JADMA)が明らかにした。
<出所:True Data ドラッグストアパネル/健康食品カテゴリ週別・購入金額(第2回「機能性表示食品を巡る検討会」資料より)>
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機能性表示食品検討会の初会合を開催…関与成分、GMP、情報収集・報告の在り方が論点に
「風評被害が生じている」(JADMA)
JADMAの説明によると、今回の事件発覚からサプリメントの売上が急降下しているという。JADMAが同検討会に提出した一部資料(True Data ドラッグストアパネル/健康食品カテゴリ週別・購入)によると、健康食品市場POS売上高は、前年同期と比べて4月1日の週が17%減、4月8日の週が18%減で推移している。
「風評被害が生じている」(JADMA)とし、「数字の回復には相当の時間がかかりそうであり、年間1割減とするとサプリメント市場1000億円のマイナス」と説明した。
地域経済への悪影響も懸念
さらに、サプリメント原料で農業・漁業、製造で食品加工業、販売で小売店舗やEC、広告ではメディア、また物流業界などの広い範囲で業績に悪影響が出ると指摘。これに加えて、自主回収で被害を被った食品業界全体で見ると、数千億円のマイナスに上るという。
JADMAでは、賃上げや雇用にも悪影響を及ぼす可能性を指摘するとともに、サプリメントの製造会社や販売会社が地方に多いことから、地域経済にも悪影響が出ると懸念した。
(木村 祐作)
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