2025.08.01 行政情報
ふるさと納税募集費用の約3割がポータルサイトへの支払い…総務省の調査
総務庁が7月31日発表した「ふるさと納税に関する現況調査結果」によると、2024年度のふるさと納税の受け入れ額は、過去最高の約1兆2728億円に上った。ふるさと納税の募集にかかった費用は約5901億円で、このうちの約3割をポータルサイト運営事業者への支払いが占めた。
出所:総務省「ふるさと納税に関する現況調査結果」より
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受け入れ金額は過去最高に
2024年度のふるさと納税の受け入れ件数は、前年並みの約5879万件。受け入れ金額は1.1倍の約1兆2728億円に増加し、過去最高を記録した。
ふるさと納税の募集時に使途を選択できる自治体は、全体の98.0%(1750団体)を占めた。「選択できる」と回答した自治体では、「分野を選択できる」が1685団体、「具体的な事業を選択できる」が555団体を数えた。
募集費用の25%が「返礼品の調達」
ふるさと納税の募集にかかった費用は合計5901億円。このうち、ポータルサイト運営事業者に支払った費用は合計1656億円となり、寄附金額の13.0%、募集費用の28.1%を占めた。
募集費用の内訳を見ると、「返礼品の調達に係る費用」が25.2%、「事務に係る費用」が13.2%、「返礼品の送付に係る費用」が5.8%など。
また、ふるさと納税に関する住民税控除額は約8710億円、控除適用者数は約1080万人で、どちらも前年度の約1.1倍となった。
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